輸送戦記 第4話 えっ、銃ですか？ ええっ、魔法ですか？解説
今回は射撃訓練です。
ど素人かつ民間人に銃の扱いを教えたり、撃たせるのは法規的にまずいんでないかと思いましたが、襲撃を食った時に最後の手段として戦闘加入がありえると考えてみたので書いてみました。まー降伏した方が損害が少なそうなんですけど。まぁ相手がモンスターだったり、ジュネーブ協定（又はハーグ陸戦条約）ってなに？なF世界の住人だと、降伏ができなかったり、気分次第というオソロシイ事になりますけど。
「素人に銃を渡すとこうなる」ですが、なんとなくやりそうなものを集めてみました。と言うか自分がやりそうなんですけどねw
攻撃魔法の披露ですが、ルローネ先生が使ったのは名作RPG「Wizardry」の最強攻撃呪文である「ティルトウェイト」をイメージしてました。
何せコレ、核爆発を別次元で起こして、その熱エネルギーだけを頂いて敵に叩きつけるシロモノです。で、これは最上級魔法なので魔力消費が死ぬほど激しいとゆー事にしました。だから1発で姉御はへたりこんだワケです。
ただ、これには問題が。よーく考えたら 炸裂した所はクレーターどころか地面が高熱（そりゃそーだ。核爆発の熱エネルギーのみ取り出してるんだから）でガラス化してそうなんです。しょーがな いからティルトウェイトの簡易版とゆー事にしてしまえw
次にミランが使った「サラマンダー」ですが、これは完全に火の精霊として有名なやつを使いました。イメージは火炎放射器なんですが、今回は魔力をかなり突っ込んだ状態で範囲指定を適当にしたのでかなり広い扇状に炎が出たわけです。そりゃ火事にもなるわ。
とまー大騒ぎを起こしたワケですからルローネ先生とミラン先生はそろって大目玉を食らったワケです。信賞必罰は基本ですから。
■用語解説
●SMG（サブマシンガン）
・普通の機関銃はライフル弾かそれ以上のでかくて強力な弾を使います。ですがSMGは「近距離で使う事と、お手軽に使いたい」ので拳銃弾を使います。
●分解整備
・兵器は工業製品です。それもけっこう精密工業系のもので、粗雑な扱いや整備不良だと役に立たなくなりますので、分解整備が必須です。
●「どんな時でも銃口を味方に向けるな！このピーナッツ野郎！」
・うっかり暴発したら被害が出ます。
●「ショットガンでチャンバラをやるな！このクソ野郎！」
・だから銃は精密工業製品ですから、それをすると故障や暴発の危険が増加します。
●「ターミネーター2みたいに片手で排莢すんな！」
・映画「ターミネーター2」後半でサラ・コナーがT2000を追い詰めるときに「片手でショットガンの装填部分を持ち、動かして装填する」をやりました。かっこいいけど銃が傷むとか。
●「撃つ時はもっと腰を据えて撃て！」
・銃には反動がつきものです。へっぴり腰だと反動に負けるそうです。
●「銃口を覗くなこのオカマ野郎！」
・だから暴発すると危険だってば。
●「勝手に弾をバラすな！」
・元に戻せません。
●「勝手に銃をバラすな！」
・ど素人に再組み立ては無理です。部品無くしたら組めません。
●「お前らにこれから魔法の恐ろしさを『教育』してやる」
・小林源文先生の作品より。
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