『現代社会で乙女ゲームの悪役令嬢をするのはちょっと大変』細かすぎる年表（仮）Ver.3

 

■商業版小説ベースで、「小説家になろう版」の情報はデザイナーズメモを組み込んでいます。一部はCall50の推測が入っています。
■現時点で第4章「私の髪が金髪な訳」189ページまでの情報です。。
■描写等にスラングが入っていたり、情報が濃すぎて『どろり濃厚』級になっているのはCall50の仕様です。
■この年表はCall50が完全に自分用の趣味・資料として作成したもので、原作者である二日市とふろう氏は制作にかかわっていません。文句はCall50にお願いします。

 

年代 お嬢様と関係者 お嬢様以外
桂華院瑠奈転生前幼少時 ●『桂華院瑠奈＠転生前の人』は未成年時代、歌う事が好きだった。声楽方面に進みたかったが、経済的事情により断念。
桂華院瑠奈転生前2008年9月15日以降2020年以前 ●リーマン・ショックとその後の混乱が原因で『桂華院瑠奈＠転生前の人』の勤めていた会社が倒産。
●『桂華院瑠奈＠転生前の人』がやむなくブラック企業に再就職し、過酷な勤務状況＆低賃金に晒されて身体を壊し、解雇される。
●『桂華院瑠奈＠転生前の人』が詳細は不明だがそのまま復帰できずに死去。
●転生後の行動から、金融関係にお勤めだった可能性が高い。また、後のスレ立て行動から、2ちゃんねる軍事板「民主党ですが」系スレ住民。		 ●おそらく我々がいる世界線と同じようにリーマンショックが発生。他出来事も同様と推測される。



奈良時代以降？のいつか ●やんごとなきお方が臣籍降下により公家系貴族『桂華院家』が成立。
明治時代 ●桂華院家が存続し、華族として列せられる。
1865年以前
＜ロシア帝国＞
●後のロマノフ朝第13代ロシア帝国皇帝アレクサンドル3世（当時は皇太子又は通常皇族）が、『ナターシャ・アレクサンドロヴナ・ロマノヴァ＠桂華院瑠奈の母』の曾祖母にあたる女性を愛して結婚を考えるも、（史実の情報から見て）兄ニコライの遺言等もあった事から、女性側が身を引いた模様。なお、その時に妊娠していた。おそらく早期だったので気がつかなかったのではないか？
1910年あたり？ ●『桂華院彦麻呂＠桂華院瑠奈の祖父』が某家の庶子として生まれる。
1930年あたり？ ●『桂華院彦麻呂＠桂華院瑠奈の祖父』が内務省に入省。警察畑を歩み始める。
●ここから職務上？知りえた政敵の弱みを数多く握り始める。
1937年以降？ ●『桂華院彦麻呂＠桂華院瑠奈の祖父』は奥さんの実家が製薬会社だったので、警察官僚としてのコネやツテを使用して、大量の『気つけ薬』（最初は芥子系。後からメタンフェタミン系）を販売し巨利を得て、その資金で政界工作を行う。なお、資金供給は日中戦争どころか太平洋戦争経由ベトナム戦争終了後まで続く。
1939年～1944年？ ●状況不明だが、桂華院家の血筋が途絶える。
1942年以降？
＜大日本帝国＞
●あやしい山師が、大陸での石油探し実績を買われて、日本占領下のパレンバンにある油田で働く。
1943年？
＜ドイツ・ソヴィエト＞
●ドイツ側がスターリングラード攻防戦に辛勝した模様。
●史実とは時期がずれるが、クルクスの戦いでソヴィエト側が勝利。
1941年10月より前 ●『桂華院彦麻呂＠特別高等警察の警視』が『リヒャルト・ゾルゲ＠ソヴィエトのスパイ』本人か他人経由か不明だが、「日本は対ソ戦を決意」という誤情報を流した？模様。 ＜ソヴィエト＞
●『リヒャルト・ゾルゲ＠ソヴィエトのスパイ』からの「日本は対ソ戦を決意」という誤情報を信じてしまい、シベリアにいた精鋭部隊を対ドイツ用（モスクワがヤバい時期）に転用が難しくなり、部隊移動が史実より遅れる。
1944年6月6日0時10分
＜連合国＞
●ノルマンディー上陸作戦開始
1944年6月6日～数日後？
＜連合国・ドイツ＞
●ノルマンディー上陸作戦が失敗に終わる。ロンメル将軍が橋頭保に突入成功でもしたかもしれない。
1944年6月12日より前 ●『桂華院彦麻呂＠特別高等警察の警視』が宮中クーデターにクーデター側として関与。
●桂華院彦麻呂が首相暗殺事件の捜査指揮を執る。が、捜査の意図的な妨害を行う。		 ＜大日本帝国＞
●『当時の首相＠東條英機な人では？』が暗殺される。どのグループの暗殺計画が成功したかは不明。
●首相暗殺から、宮中クーデター準備が進む。
●首相暗殺による政府内混乱により、連合艦隊は出撃できず（あ号作戦を発動できなかった？）
1944年6月15日～
＜大日本帝国・アメリカ＞
●日本側連合艦隊が政府内混乱で出撃できなかったため、マリアナ沖海戦が発生せず
●パラオ沖で海戦が発生。この時に超巨大台風環境下だった為、アメリカ側に大損害が出る。これ以上の侵攻（フィリピン奪還等）に大きな支障が出る。また、対ドイツ戦を重視したいので、これ以降対日講和の機運が高まる。
●マリアナ諸島は陥落。
マリアナ諸島陥落後 ●『当時の首相＠東條英機な人では？』の暗殺事件捜査は犯人不明のままで打ち切り。その責任を取って『桂華院彦麻呂＠特別高等警察の警視』は内務省を退職。
●『桂華院彦麻呂＠桂華院瑠奈の祖父』が桂華院家に養子として入る。同時に桂華院家の位階が公爵に上がる。どう見ても口止めの報酬ですありがとうございました。		 ＜アメリカ＞
●マリアナ諸島各島に設置した航空基地から日本本土空襲を開始。手順をすっ飛ばしたか、マリアナ諸島占領が相当早まった？

＜大日本帝国＞
●本土空襲開始により、終戦に向けた宮中クーデター準備が進む。その影響か、連合国との講和の機運が高まる
1944年6月後半？～10月以前 ●『桂華院彦麻呂＠実はクーデター側』は、講和時に陸軍（特に強硬派？）がどう動くかわからなかった為、警視庁を動かして危険人物の拘束を行う。
●『桂華院彦麻呂＠実はクーデター側』は、上記に加えて警視庁内の特別警備隊の武装を行わせる。その一環として、九七式中戦車改を製造していた財閥（最有力は『岩崎財閥＠三菱グループ』）に話をして、九七式中戦車改三両をゲットして警視庁前に配置。『特別警備隊＠武装完了』は皇居警備も開始。		 ＜大日本帝国の警視庁・陸軍＞
●警視庁前の九七式中戦車改三両を見た時の陸軍と警視庁とのやりとり
陸軍の誰か：何で陸軍の戦車がここにあるんじゃ！
警視庁の誰か：これは戦車ではありません！特車です！！
※のちにこのやりとりが遠因？になって警視庁特車隊が成立する事に。
1944年10月
＜大日本帝国＞
●連合国と『講和＠実質的な降伏』（国体・戦力保持状態）。同時に対ドイツ宣戦布告。陸海軍のヨーロッパ派遣と連合国側で参戦。
1945年1月～8月
＜大日本帝国入り連合国＞
●ソヴィエト軍がドニエプル川を突破したころに、日本陸海軍がヨーロッパ到着。


＜大日本帝国入り連合国＞
●日本軍がクレタ島奪還・ロードス島奪還・ギリシャ解放・イタリア戦線等に投入される。


＜大日本帝国入り連合国＞
●失敗したノルマンディー上陸作戦の代わりに、イギリス・アメリカ軍主体で南仏上陸作戦を敢行。作戦成功。
●ヴィシーフランス首都のヴィシーが陥落？によりヴィシーフランスが崩壊。


＜大日本帝国入り連合国＞
●カレー上陸作戦とそれに続くパリ解放により、フランス内ドイツ軍の一掃に成功するが、このころからドイツ軍の反撃に連合国側が悲鳴を上げ始める。


＜ドイツ＞
●『Me262シュワルベ＠ジェット戦闘機』投入により、部分的にドイツ本土内航空優勢を一時的に奪回。そのスキに『V2ロケット生物・化学兵器仕様』をロンドンなどの連合国側都市複数に対して使用。おそらくどこかに着弾して被害が出たので、連合国内がパニックに。

＜大日本帝国入り連合国＞
●連合国上層部ガチギレ？ドイツによる『V2ロケット生物・化学兵器仕様』に対する報復として、核兵器実戦投入を決断。
1945年8月1日～15日より前
＜大日本帝国入り連合国・枢軸国＞
●ドイツ領ドレスデン・ライプツィヒ・ケムニッツの3都市に原爆投下。

＜ドイツ＞
●核攻撃後にドイツ内でクーデター発生。アドルフ・ヒトラー総統が死亡してクーデター成功。
1945年8月15日？
＜大日本帝国入り連合国・枢軸国＞
●ドイツが無条件降伏。
1945年8月以降 ●『桂華院彦麻呂＠桂華院瑠奈の祖父』は、終戦における各種活動＆警察人脈により、元老ちっくな戦後日本のフィクサーとして君臨。
●『桂華院彦麻呂＠桂華院瑠奈の祖父』は、下記を画策する。
・内閣直下に軍事力が無いので、内務省に軍事力を置く事を画策。
・軍部大臣現役武官制の欠陥是正。
●『桂華院彦麻呂＠桂華院瑠奈の祖父』は、大政翼賛会が解散した後の日本政治の保革対立に介入。保守合同を画策し、最終的に『立憲政友党＠自由民主党』の設立に成功する。		 ＜日本国＞
●太平洋戦争が無条件降伏ではないので、大日本帝国は戦力保持・国体保持状態。ただし後に連合国（実質アメリカ）からの行政介入により、陸海軍と内務省解体。
●貴族院から参議院に変化。この後も数度の改革を経て「衆議院の優越」「選挙による議員選出」に変化。
●大政翼賛会が解散されたが、いつ解散かは不明。
●爵位および爵位保持者への不逮捕特権は維持。
●警視庁に特車隊が爆誕。
●1945年8月以降ベトナム戦争のあたりまでのどこかで、『帝都圏治安警察機構(通称帝都警)＠ケルベロス・サーガにおける首都圏治安警察機構（通称首都警）』発足。なお『プロテクトギア＠紅い眼鏡のアレ』を採用している模様。
●財閥解体。ただし財閥から企業グループ連合体として存続した模様。
●日本国内の各政党内地政学的色分けにおいて、米国の影響により『海洋派』が出現。
●海上保安庁・警察予備隊・空軍戦力（航空自衛隊）が内閣下に設置される。この時に非公式WIKI考察によれば陸海軍主力＆上級司令部は欧州にいて帰ってきて反対するのが難しかった模様。よって陸軍・海軍・海上保安庁・警察予備隊・航空自衛隊が並立。
●海上保安庁・警察予備隊・航空自衛隊の管轄争いで、陸軍・海軍・内務省で大モメで暗闘が繰り広げられる。
●海上保安庁・警察予備隊・航空自衛隊の管轄争いは、最終的に連合国（実質アメリカ）による行政介入により、陸軍海軍・内務省はそろって『仲良く』解体。その後、内閣府に国家公安委員会が設置され、その下に警察予備隊・海上保安庁・航空自衛隊が置かれる。これにより軍部の暴走がやっと止まる。描写は無いが、ここから警察予備隊は陸上自衛隊に。海上保安庁内の一部から海上自衛隊が成立したものと思われる。
●内務省解体で、元内閣府傘下の警察組織が内閣府に移管される。同時に元内務省内にあった特別高等警察が警察庁内に公安部として移動。

＜アメリカ・ソヴィエト＞
●飛び地の東ベルリン＆ポーランド－チェコスロバキア－ハンガリー－ルーマニアの線で鉄のカーテンが引かれて、冷戦スタート。ってもしかしなくても、ドイツ内部ってまるごと西側で、東側なのは東ベルリンだけという状態か？もしそうなら史実の東ドイツが存在しないか、極めて小さい？
●『桂華院彦麻呂＠桂華院瑠奈の祖父』が率いる『桂華院財閥＠中核は桂華製薬』が国共内戦で発生した大規模需要に応えて大量の医薬品を販売し、巨利を得る。
●これ以降？桂華院彦麻呂の派手な女遊びの結果、亡命ロシア人貴族の娘に『桂華院乙麻呂＠桂華院瑠奈の父』を生ませる。なお、母親はロシア皇族たるロマノフ家の血筋がいくらか入っているヤバいおうちのお嬢様だったらしく、詳細情報が抹消されている。		 ＜ソヴィエト＞
●スターリンおぢさんは、第2次世界大戦での取り分が、被害に比べて少ないと不満を持つ。代わりに満州国を手に入れようと画策。
※ドイツ本土に侵攻してないので、ドイツからの現物・人員回収ができてないか極めて少なかったのではないか？

＜中国？満州国？＞
●大陸からの日本人引き上げで、「あやしい山師」が『岩崎財閥＠三菱』の閨閥の誰かさんを助ける。
1950年～1951年？ ●『桂華院彦麻呂＠桂華院瑠奈の祖父』：満州戦争で『気つけ薬』がバカ売れして美味しいです。たぶん他のまっとうな薬品も売れてる。 ＜ソヴィエト＞＜中国共産党＞
●ソヴィエトが中国共産党を利用して満州国内を騒乱状態に陥れる。それを支援するという形で『義勇兵』を送り込む形でソヴィエト軍が満州国に対し侵攻を開始。これにより満州戦争が勃発。なお、記述では発生年が無かったので、史実の朝鮮戦争ポジションと考えられる為、史実朝鮮戦争と同じ年を仮に開戦とする。
立場的には「ソヴィエト＆中国共産党VS満州国＆アメリカ＆日本。
●史実朝鮮戦争で組織された「朝鮮半島における国連軍（United Nations Command）がこちらでも組織されたかは不明。国際連合自体の描写が今の所見当たらない。


＜ソヴィエト＞＜中国共産党＞
●初手で『虎頭要塞＠日本軍籠城中』に猛攻撃を仕掛けて攻略に成功したが、大被害を受ける。

＜日本国・アメリカ＞
●日本国は米軍に支援を要請。アメリカは受諾して援軍を満州国に派遣。共同で防衛戦を開始。
●警察予備隊が満州に派遣される。


＜日本国・アメリカ＞
●日本国はアメリカと共闘を開始。したが、日本軍・アメリカ軍は遼東半島まで押し込められる。最終的に遼東半島をを守り抜き、ソヴィエト軍の侵攻攻勢をここで止める事に成功した。その後、反撃開始。


＜ソヴィエト＞
●ソヴィエトは日本・アメリカの目を満州から逸らそうと考え、樺太（南樺太？）侵攻を開始。侵攻自体は成功したが、日本・アメリカの目をそらせる事には失敗。たぶん、北海道侵攻と誤認させたかったのではなかろうか？


＜日本国・アメリカ・ソヴィエト＞
●日本・アメリカ軍の反撃により、中国共産党及び義勇ソヴィエト軍が満州から叩き出される。なお、最終局面である日本・アメリカ軍による『虎頭要塞＠ソヴィエト軍籠城中』攻略戦中に、ソヴィエトが味方ごと虎頭要塞に対して自国製原爆を投下して、味方ごと日本・アメリカ軍に対して大打撃を与える。

＜ソヴィエト＞
●虎頭要塞核攻撃後、核兵器保有を高らかに宣言。

＜アメリカ＞
●ソヴィエトの核兵器保有宣言＆実戦使用により、この戦争の手じまいを考える。


＜日本国・アメリカ・ソヴィエト＞
●満州戦争終結。判明している詳細は以下の通り。
・満州国を中国国民党に譲渡。
・南樺太における北日本民主主義人民共和国成立の黙認

＜北日本＞＜ソヴィエト＞
●樺太の南半分を領土とする「北日本民主主義人民共和国」が成立。国家元首は史実における野坂参三ではないか？
●北日本民主主義人民共和国政府は、皇室持ちの日本国への優位確保＆同盟国であるソヴィエトへのカードとして、ロシア帝国皇室であるロマノフ家の血族を保護。なお、その中の1人が『ナターシャ・アレクサンドロヴナ・ロマノヴァ＠桂華院瑠奈の母』。


＜満州国＞
●満州国に中国国民党がインストールされました。
●中国国民党と中国共産党とのコンフリクトが再発。そのまま国共内戦開始。
1951年？
＜満州国＞
●あやしい山師が『岩崎財閥＠三菱』の閨閥の誰かさん経由で『満州での油田開発＠大慶油田』を売り込み、岩崎財閥はこれを承認。
●岩崎財閥はアメリカ側（アメリカ系石油メジャー含む？）と満州統治時代の地の利とノウハウを取引材料に交渉し、「日本側7：アメリカ側3」の取り分で合同事業に持ち込む事に成功。
●岩崎商事は『藤堂長吉＠帝大出ているが閨閥から外れてる』に対し、あやしい山師と組んで満州国内での石油開発を指示。
●北満州薩爾図南方（北大荒？）？あたりのどこか（『覇者の戦塵』細かすぎる世界年表が多少は参考になる）で、藤堂長吉＆あやしい山師は石油を掘り当てる。この時にあやしい山師が藤堂長吉に「ラッキーストライクの箱」を見せる。
●藤堂長吉はこの後、この油田の現場監督からキャリアをスタートする。という事は藤堂長吉は入社して1～2年程度でこのプロジェクトにかかわった？


＜日本国・アメリカ＞
●日米安全保障条約締結。
？
＜満州国＞
●中国国民党が内戦に敗北し、満州国に逃げ込む。それを追って中国共産党軍が満州国に攻め込むが、「藤堂長吉＆あやしい山師」が掘り当てた史実における大慶油田を防衛するという名目で出張ってきた日米軍により追い払われる。
●どうも中国共産党の首都は南京になっているのではないか？
1952年11月？
＜帝亜家＞
●史実豊田家の歴史から考えて、『帝亜栄一＠帝亜秀一の息子でゲーム攻略対象キャラ』の祖父（豊田章一郎ポジ）が、二木家の息女と結婚。二木財閥との繋がりが強くなる。
1955年？
＜日本国＞
●史実に沿うならば、自由民主党ポジである立憲政友党が設立される。
1961年？ ●『桂華院彦麻呂＠桂華院瑠奈の祖父』：ベトナム戦争で『気つけ薬』がバカ売れして美味しいです。たぶん他のまっとうな薬品も売れてる。 ＜日本国＞
●日本国もベトナム戦争に参加しているとの事なので、仮でアメリカ参戦の年に参戦しているものと仮に設定。
1968年1月30日？
＜北ベトナム＞
●テト攻勢を開始。
1968年2月1日？
＜日本国＞
●テト攻勢に対しておそらく自衛隊は後に「ナガシマ・ドクトリン」を生み出す対ゲリラ戦術『一定地域内に確実にゲリラを押し込み、圧倒的火力で地域ごと吹き飛ばす』という『佐藤大輔「征途」第2巻』じみた事を実行した可能性がある。関連して、もしかしたらこの世界には小説家としての司馬遼󠄁太郎ではなく、陸上自衛隊高級指揮官としての福田定一が存在している可能性が。
1970年 ●『桂華院彦麻呂＠桂華院瑠奈の祖父』は、70年安保闘争含む各闘争に強硬路線を貫く。この姿勢が国側による強圧的な運動への弾圧に対する精神的支柱になる。 ＜日本国＞
●70年安保闘争スタート。国側は警視庁特車隊や帝都圏治安警察機構(通称帝都警)による運動の弾圧を実行。どうも『名称不明＠佐々淳行』が機動隊（もしかしたら特車隊も？）率いて動いていた模様。
●『昭和の文豪＠三島由紀夫？』が自殺。
●兵部省設置に伴う軍再編問題が発生？
1973年1月？
＜日本国＞
●日本国もベトナム戦争に参加しているとの事なので、仮で撤退もアメリカと同時と設定。
1973年1月？以降（ベトナム撤退後） ●『桂華院彦麻呂＠桂華院瑠奈の祖父』は、専売制が解かれた樟脳産業に参入。『気つけ薬』に替わる主力商品に。
●『桂華院彦麻呂＠桂華院瑠奈の祖父』は、戦後政治への干渉対象を枢密院に移す。
？
＜日本国＞
●『昭和の文豪＠どう見ても三島由紀夫』を精神的支柱にした、帝都圏治安警察機構(通称帝都警)と一部自衛隊部隊決起事件が発生。（史実の三島事件＆ケルベロスサーガの首都警決起がモチーフ？）
決起より数日後？
＜日本国＞
●内閣総理大臣が自衛隊に対して防衛出動を命令。決起部隊への武力鎮圧を行う。
決起事件終了後 ●『桂華院彦麻呂＠桂華院瑠奈の祖父』は、決起事件による責任を問われて引退。
1970～1980年代？ ●飼い殺し状態だった『桂華院乙麻呂＠桂華院瑠奈の父』に亡命ロシア人が中心となっていた極東グループが接近。『桂華院彦麻呂＠桂華院瑠奈の祖父』に黙って桂華財閥の名前と資金を使って極東グループを桂華グループ内グループとして成立させる。なお、『桂華院乙麻呂＠桂華院瑠奈の父』が極東グループ内の『ナターシャ・アレクサンドロヴナ・ロマノヴァ＠桂華院瑠奈の母』と結婚。
●記述は無いが、銀座でブイブイ言わせていた『桂華院彦麻呂＠桂華院瑠奈の祖父』の寵愛を『斉藤桂子＠後の桂華院瑠奈のメイド長』が受け、銀座に自分の店を出す（それでも10億円かからない模様）など、贅沢を味わう。
●80年代？に桂華院彦麻呂が死去。財産分与が本家+7家で発生するが、それをやると財閥解体レベルの事に発展するので、一旦財産管理会社を設立してそこに財産を入れ、会社からの配当金を財産分与の代わりにしている。		 ＜北日本民主主義人民共和国＞
●諜報機関である『国家保安省＠北日本版シュタージ』が日本に西側からの技術スパイを目的とした組織を立ち上げて、技術と現物を吸い取る計画を実行。その中の1つが極東グループであり、工作対象が飼い殺し状態の『桂華院乙麻呂＠桂華院瑠奈の父』。
●国家保安省が、右派重鎮だった『桂華院彦麻呂＠桂華院瑠奈の祖父』への打撃を目的として、『桂華院乙麻呂＠桂華院瑠奈の父』に『ナターシャ・アレクサンドロヴナ・ロマノヴァ＠桂華院瑠奈の母』をハニートラップとして近づける工作も上記計画の一貫として実行。

＜日本国＞
・たぶんこのあたりで『藤堂長吉＠石油掘り当て』が、岩崎商事の資源開発部長をやっているのではないか？また、このあたりで社内政治や閨閥に負けて岩崎商事を辞める事になり、橘隆二に拾われて桂華商会入り？
1985年～1990年？のどこか
＜日本国＞
●泉川辰ノ助議員が防衛庁長官として入閣。
1986年？ ●桂華財閥はここまでの間に中核である桂華製薬に加え、桂華化学工業・桂華商船・桂華商会・桂華倉庫・桂華海上保険・極東銀行・極東生命・極東ホテル・極東土地開発等が順次加わり、中堅財閥化する。なお、極東系会社はこの段階では別グループ。
●『極東銀行＠おそらくオリジナル』は元は山形県の地銀だったが、極東グループの極東土地開発（『桂華院乙麻呂＠桂華院瑠奈の父』が設立）に融資を行った事がきっかけで極東グループで大きくなる。どうも本店を移動した模様。もしかすると酒田市？
●これからバブル崩壊に乗り、バブル崩壊で崩れる。
1986年？～1989年？ ●山形県酒田市で、「極東土地開発が供給する土地に、桂華化学工業が工場を建設し、東側から供給される石油・天然ガスを使用した製品を生産して日本国内で売る」という石油コンビナート建設計画を実行。この計画に地元政財界の他に『加東一弘＠加藤紘一』も支援している。なお、当初は新潟市に設置するようだったが、若手ホープの『加東一弘＠加藤紘一』が介入して酒田市に変更になった模様。
●上記石油コンビナート建設時に多数の工作機械＆建設機械が北日本民主主義人民共和国に流出し、コレがバレる。この案件が単なるCOCOM違反事件（普通はコレだけでもヤバい）ではなくなったのは、調査の結果極東グループの相当な部分に『東側工作員＠北日本民主主義人民共和国国家保安省』が紛れ込んでいた事が発覚したため。
1989年？ ●極東グループにCOCOM違反行為をきっかけにして東側のスパイ組織が浸透…というよりそのものになっている事が発覚。『桂華院乙麻呂＠桂華院瑠奈の父』に捜査の手が伸びるが、華族の不逮捕特権により逮捕を免れる。この不逮捕特権発動について、施設誘致の旗振り役だった『加東一弘＠加藤紘一』が尽力。ただし不逮捕特権のみでは事が収まらず、後の『桂華院乙麻呂＠桂華院瑠奈の父』死亡フラグが立つ。
●上記の各種醜聞を内々で片付ける為、ある種の国策として桂華財閥は極東グループを吸収…中にバブル崩壊で大ダメージを受ける。
●『桂華院彦麻呂＠桂華院瑠奈の祖父』が死去。上記のトラブルには関与していない。
1989年？
＜東ドイツ？＞
●ベルリンの壁が崩壊。

＜ルーマニア＞
●ルーマニア革命発生。『共産党政権＠ニコラエ・チャウシェスク書記長』が倒れる。
●秘密警察の皆さんが追及を逃れて地下に潜って犯罪組織化。
1990年4月19日・ ●『桂華院瑠奈＠中の人は転生者』が桂華院家に生まれる。
1990年4月19日からすぐ ●『ナターシャ・アレクサンドロヴナ・ロマノヴァ＠桂華院瑠奈の母』が瑠奈を生んですぐに亡くなる。遺言で「海の向こうの故郷が見える所に葬ってほしい」を受け入れて、山形県酒田市にある「日本海を見下ろせる墓地」（推測だが山形県酒田市の「やすらぎ霊園」が近い？山で日本海を見下ろせるし）に埋葬される。
1990年 ●『桂華院乙麻呂＠桂華院瑠奈の父』が謎の自殺。各種情報が抹消される。なお、本人の「桂華院の墓に入るものか」という生前の声により、妻と同じ墓地に隣り合って埋葬される。
●『桂華院乙麻呂＠桂華院瑠奈の父』が謎の自殺済＆母親が旧東側スパイ組織のメンバーであった為、各種情報抹消により、桂華院家には顔写真すら残っていない。
●周辺の会話から「現代日本なのに貴族制度が残っている」「自分が桂華院瑠奈公爵令嬢である」等を確認。自分が乙女ゲーム「桜散る先で君と恋を語ろう」の中に生まれ変わり、破滅が約束された悪役令嬢桂華院瑠奈になったか。前世とこの世界線の違いについて確認を開始。その一部として、ゲームにおける「桂華院瑠奈と帝亜栄一の婚約及び婚約破棄騒動」「婚約による桂華院財閥の帝亜グループへの吸収（不良債権込み）」が仕組まれていたのではないかと推測。そして、自分の美貌がそれらの業への代償であると認識する。
●桂華院瑠奈の容姿は色白の肌で金髪である。
●桂華院瑠奈は桂華院本家（東京都港区白銀）とは別の、元別邸である洋館（東京都大田区田園調布にある築50年庭付き2階建て）に乳母たちと暮らしている。		 ＜イラク＞
●描写は無いが、史実と似たようなヤラカシをしてしまい、湾岸戦争の引き金を引く。

＜アメリカ＞
●おそらく史実と同じように多国籍軍を編成し、その中の中心的役割をはたす。

＜日本国＞
●自衛隊も史実以上に参戦し、中核の1つになっている。佐藤大輔「征途」のように陸海空自衛隊が大規模参戦している。

＜北日本民主主義人民共和国＞
●日本国が湾岸戦争に戦力を出しているこの時が南進して北海道制圧のチャンス…だったのだが、北海道の防備が硬くて手が出せなかった模様。これにより人民軍や共産党の権威が著しく落ちる。
1990年から数年間？
＜日本国＞
●史実と同じようにバブル崩壊。弱小財閥が潰れていき財閥再編が進む。
●財閥再編時に『帝亜栄一＠ゲーム攻略対象』の実家である『帝亜グループ＠史実のトヨタ』が潰れた弱小財閥を吸収し、日本有数の財閥として成り上がる。ただ、不良債権も一緒に飲み込んでいる模様。
1991年
＜ソヴィエト＞
●ソヴィエト連邦が崩壊。

＜日本国＞
●史実におけるイトマン事件が発覚。『淀屋橋銀行＠住友銀行』の『頭取＠磯田一郎』の娘がいる絵画店も不正取引の舞台になった事もバレる。
1991年ソヴィエト連邦崩壊以降
＜北日本民主主義人民共和国＞
●ソヴィエト連邦崩壊や、その後の「他国への同盟国価格での資源供給＠格安」が市場価格になってしまった事による燃料高騰が発生。
●燃料高騰により、格安燃料を前提としていた経済が崩壊。民衆のデモが多発。
1992年又は1993年 ●ここまでの確認により、『桂華院瑠奈＠中の人は転生者』がいるこの世界はモロにゲームの中ではなく、映画「マトリックス」のようにこの世界がシミュレータ内の世界でない限り、史実と多少異なるパラレルワールドな世界であると認識。もしかするとアニメ版セラフィムコール要素も想定していた？アレに「現実を完璧にシミュレートしたマシン」があり、特に第7話は過去もカバーしていたため。
●『桂華院瑠奈＠2歳か3歳』が独自調査を実行。この世界の歴史が史実に乙女ゲーム「桜散る先で君と恋を語ろう」の設定を混ぜたものであると認識。
●桂華院瑠奈がゲーム内交友図から、『泉川裕次郎＠ゲーム攻略対象で政治家一族』の実家は大蔵族であり、大蔵省への影響力が強い事。『後藤光也＠ゲーム攻略対象』は父が後に大蔵省事務次官レベルのおうちなので、『帝亜栄一＠ゲーム攻略対象』の実家である『帝亜グループ』をデカすぎて潰せないレベルにまで膨れ上がらせて、交友関係つながりで『国家救済＠日銀特融が最有力』で乗り切らせるのでないかと推測。
●桂華院瑠奈が、この時代の世界史内容と自分の所の発展内容から見て、『創設者が元特別高等警察の警視で日本の裏面を熟知』『製薬会社で戦争と共に財を成し』という危険すぎる内容にたどり着き、これ以上考える事をやめる。って激ヤバ案件で草。
1992年
＜日本国＞
●史実に従うならば、このころ『三海証券＠三洋証券』が赤字転落。
1992年又は1993年？から～1995年？の1～2月あたりのいつか ●桂華院瑠奈が執事の橘と一緒に山形県酒田市にある両親の墓に墓参りをの為移動する。この時に橘から「石油コンビナート建設とそれに絡むスパイ事件」など、どう見ても子供に聞かせるもんじゃない内容の両親に関する各種の話を聞く。
●桂華院瑠奈が両親の墓所に到着。父の墓（仏式）には菊の花を。母の墓（ロシア正教式？）には百合の花（キリスト教系統だとこれがメジャーらしい）を供える。その後、故人に現状報告とまた来ると伝えてから去る。
1993年
＜北日本民主主義人民共和国＞
●建国の英雄である『国家評議会議長＠野坂参三？』が死去。これにより人民軍・共産党・国家保安局で主導権争いが勃発。崩壊の原因の1つに。
1993年～1994年
＜北日本民主主義人民共和国＞
●経済崩壊から脱出できず、民衆デモは頻発。これに対し国家保安局が民衆デモを武力鎮圧。これをきっかけにして人民軍が民衆側に立って国家保安局と戦闘状態に。これにより内戦状態になり北日本民主主義人民共和国は実質的に崩壊。無政府状態寸前に。

＜日本国・アメリカ・北日本民主主義人民共和国＞
●北日本民主主義人民共和国が無政府状態になる直前に、自衛隊・米軍が北日本民主主義人民共和国での内戦に介入。これにより北日本民主主義人民共和国内諸勢力は全土での内戦停止と、無血開城に応じる。なお、どうもこの時に自衛隊・米軍が実質的に北日本民主主義人民共和国領になっていたソヴィエト領北樺太も制圧した模様。
●元・北日本民主主義人民共和国内で国民投票が行われ、北日本民主主義人民共和国は日本国に併合される。
1994年
＜日本国＞
●史実に従うならば、このころ『三海証券＠三洋証券』が大蔵省証券局主導の護送船団防衛による再建計画を受け入れる。（再建できるとは言っていない。
1995年の誕生日前。8月24日以前？ ●桂華院瑠奈のいる屋敷にいるのはお嬢様本人以外は以下の4人。
・桂華院本家から来たメイドの『時任亜紀＠学生生活とメイド業を両立』。彼女が桂華院瑠奈のだいたいの相手をしている。高校生。なお、奨学金申請が通ったら大学部に進学したいと考えている。
・乳母兼メイド長の『斉藤桂子＠独身のはずだが、亜紀さんと親子に見え…』
・交代要員としてのメイドである『桂直美＠亜紀さんが学校の時は交代で面倒を見る』。桂華院家の分流（分家ではなく血のつながりがあるので分流）の人。『桂華院彦麻呂＠桂華院瑠奈の祖父』の弟の庶子。
・専属の男手兼執事である初老で銀髪の『橘隆二＠桂華院瑠奈をたまに値踏みする目で見る』。なお、『桂華院彦麻呂＠桂華院瑠奈の祖父』の下でいろいろとデンジャーな事などもやっていた模様。
●桂華院瑠奈のいる屋敷には誰も訪ねてこない模様。なお、近所の方には事情が知れ渡っている。
●桂華院瑠奈が『時任亜紀＠学生生活とメイド業を両立』の進学希望についての会話から、桂華院家が「本来は見栄もあって桂華院家が出すべきメイドの大学進学費用を出せない→この家の財務状況が相当ヤバい」のではないかと疑いを持つ。
●桂華院瑠奈が屋敷の帳簿をこっそりチェック。詳細は以下の通り。
・メイン収入である桂華院本家からの振り込みが減少。かつて月500万円あった振り込みが月300万円にまで減少。
・サブ収入として『橘隆二＠執事』が余剰金で投資を行った収益があり、その収入で赤字分を補填している。
・支出は、人件費は4人で200万円。光熱費と雑費の100万円。合計300万円。
・桂華院瑠奈は転生前の史実知識から、この後にバブル崩壊のトドメが来て桂華院本家からの振り込みがさらに減少する事が確実であると認識する。桂華院瑠奈本人としてはいま一緒の4人と別れるのは嫌なので、良い子の仮面をブン投げて自重をやめる事を決意する。この時、歴史が動いた。
1995年の誕生日前。7月以前？ ●桂華院瑠奈が『橘隆二＠執事』に極東銀行東京支店に行く事を要望。
●桂華院瑠奈は自身の推測で、「極東銀行の経営陣は、桂華グループ内で傍流かつ不良債権処理に苦しんでいる事から、グループから見捨てられる事を恐れている」と考えている。よって自身の策が成ると考える。
●極東銀行東京支店で、『一条進＠極東銀行東京支店長』が桂華院瑠奈＆『橘隆二＠執事』出迎え、桂華院瑠奈・橘隆二・一条進の3人だけで話し合いに入る。
●桂華院瑠奈は話の主導権を握る＆裏目的「橘隆二を味方につける」を達成する為に、初手で一条進に「極東銀行のバランスシートを見せてちょうだい」と幼女ちっくな舌足らずな口調でいきなりエグくて予想の斜め上をレールガンですっ飛ぶレベルの要求を行い、大人2人を困惑させる。
●桂華院瑠奈は続けて「極東銀行の不良債権がかなり危険で、桂華院本家も危険視して見切りをつけようと考えている」「住専問題が火を噴きかけている状態で、誰が首を切られるかわかってるでしょう（東京支店支店長も範囲に入るわよ♪）」とたたみかける。
●一条進が「お嬢様には何ができるか」と反論するも、桂華院瑠奈は「政略結婚の駒にできるじゃない♪」と、5歳児にあるまじき発言で返して大人2人はそろって絶句。さらに、「バランスシートを見せて。裏帳簿も含めて。そうでないとどの財閥からのプロポーズを受けなきゃならないかわからない」と発言し、一条進と橘隆二は説得を諦める。誰だってそーする。もうやだこの5歳児w
●桂華院瑠奈の前に『2杯目のジュース＠グレープジュース』と『裏帳簿含む大量の帳簿』が置かれて、少女閲覧中…
●極東銀行の帳簿閲覧結果は以下の通り。
●極東土地開発＆極東ホテル：地方リゾートに過剰投資した状態でバブル崩壊を迎え、早めの損切が必要なレベル。特に極東土地開発はこの不良債権の元凶。
●桂華海上保険＆極東生命：バブル期の不良債権を抱えて苦しむ。資産運用先と保有株に極東銀行があったので、そちらの含み損をもろに被る。
●桂華化学工業＆桂華商船：円高に助けられて赤字回避。ただしかろうじて、だが。
●桂華製薬：唯一の黒字。ここの黒字でグループ企業の赤字を補填。
●結論：極東銀行の不良債権はかなりヤバい。
●桂華院瑠奈が『一条進＠極東銀行東京支店長』に、現在住んでいる屋敷に抵当にした場合の融資金額を聞き、土地建物含めて10億との回答を得る。その後、第1抵当権を付けて5億融資するよう発言。
●桂華院瑠奈が『橘隆二＠執事兼後見人』を見ながら、「ここから悪巧みをするんだけど、私は子供だから信用が得られない。信頼できる大人の人が欲しいんだけど、だれか居ないかな～？」（ニュアンスとしてはアスキーアートの「チラッチラッ」が入るw）とわざとらしさにも程があるレベルで発言し、橘隆二は深いため息をついた上で、「そーゆー所が大旦那様（『桂華院彦麻呂＠桂華院瑠奈の祖父』）によく似ている。で、何をすればいいのですか？」と（諦めて）話に乗る。
●桂華院瑠奈は一条進も味方につけるべく、前世知識から10000％確実な儲け話として、『インターネット＆ブラウザ』について話をする。
●『一条進＠極東銀行東京支店長』『橘隆二＠執事兼後見人』『桂華院瑠奈＠嵐を呼ぶ5歳児（金融）』の3人により、極東銀行のIT企業投資が実行される。詳細は記載が無いものや推測も含めて以下の通り。
●いわゆるタックスヘイブンな所を含めた複数の地域（パナマ・バミューダ諸島（イギリス海外領）・マン島（自治権を持ったイギリスの王室属領）・ケイマン諸島（イギリス海外領）・日本・アメリカ）に「ムーンライトファンド」を設立し、資金を複雑にも程があるルートで各社間で借金（レバレッジ付き）させた上で「ITバブル前のIT企業」に突っ込む。資金を突っ込んだ先の予測は以下の通り。
・Microsoft Corporation（大正義OS企業）
・Yahoo! Inc.（米Yahoo!。1995年3月1日設立なので出資か何かで株を取得？）
・eBay Inc.（創設者の趣味ページからビジネスへの切り替え期あたりに出資？）
・Netscape Communications Corporation（WEBブラウザ「Netscape Navigator」開発元。ITバブル開始を告げた株式上場直前）
・Amazon.com, Inc.（1994年7月5日設立なので出資か何かで株を取得？）
・Yahoo Japan Corporation（1996年に米Yahoo!＋ソフトバンクが合弁で設立なので、それに噛みこんで株を取得）
・Apple Inc.（このころキヤノンやフィリップスに身売り交渉しているのでお安い。ジョブズ復帰直前で復活前）
・その他、ITバブル崩壊直前まで高値をつけていたIT企業が対象。
・Google LLC・Facebook, Inc.・Twitter, Inc.はこの時まだ未設立。だが準備してるだろ絶対…
●上記のIT企業株を担保に、極東銀行東京支店と極東生命を巻き込んだ大規模資金調達を行い、外貨為替取引（要するにFX取引）を敢行。『桂華院瑠奈＠嵐を呼ぶ5歳児（金融）』が前世の大まかな為替相場を知っているとは言えよくやるわ。史実と同じ為替相場ならば、1995年4月以降には1ドル80円あたり。
●上記の資金調達として、極東銀行はIT企業株を担保にしてムーンライトファンド日本法人設立時に日本円を貸し付けている。
●ムーンライトファンドの資金管理口座はスイスの某プライベートバンクに置かれている。このプライベートバンクは信頼と実績で選んだら、ロシア帝国が存在していた時からある銀行になってしまう。
1995年8月9日以降？
＜アメリカ＞
●米ブラウザ企業（Netscape Communications Corporationでは？）が株式市場に上場される。Netscapeの例をそのまま使用したならば、上株価は28ドルその日のうちに71ドルに。その後株価は上がりっぱなし。ITバブル開始のお知らせ。
1995年8月24日？
＜アメリカ＞
●Windows95発売
1995年9月？ ●右記の円安誘導により1ドル100円を回復。ここで外貨為替取引で1ドル80円の時に買っていたドルを円に戻して、500億円に。これにより『一条進＠極東銀行東京支店長』の名前が金融業界に轟く。 ＜世界＞
●記述は無いが、史実と同じならば、大蔵省による「対外投融資促進策」の円安対策と、世界各国による協調介入により1ドル100円を回復。
●『桂華院瑠奈＠嵐を呼ぶ5歳児（金融）』が案を出したIT投資の結果、米国内で含み益含む2億ドル。加えて為替相場による利益が日本円で500億円。これは桂華グループ収益の80％に相当する模様。で、これがまだまだ膨らむ。
●桂華院瑠奈は上記の報告を極東銀行東京支店支店長室で、『一条進＠極東銀行東京支店長』から受けて、落ち着いたフリしているが、身体は震えていた。
●桂華院瑠奈は一条進に対して、外為の収益500億円を使用して、極東グループ絡みの不良債権処理実行を指示。詳細は以下の通り。
①『ムーンライトファンド＠桂華院瑠奈』が極東土地開発が所有している極東ホテルを不良債権ごと300億円で買収。これで極東土地開発は返済用資金を得る。
②極東土地開発は①で得た資金で絶対に返す必要がある所の金を返す。
③極東土地開発は②を終了後に会社更生法を申請して会社を清算する。
④この段階で極東グループ関係の不良債権は150億円にまで減少するので、その分を極東銀行が負担し、一条進が叩き出した（事になっている）収益で相殺する。
⑤『ムーンライトファンド＠桂華院瑠奈』は、残り資金200億円で極東銀行に出資＆極東生命保有の極東銀行株買収による極東銀行…と言うより一条進へのサポートを株主として行う。
⑥上記処理は全てムーンライトファンド側指示『橘隆二＠執事』。極東銀行側指示『一条進＠極東銀行東京支店長』で表向き行われるので、桂華院瑠奈は表に出ない。また、桂華院瑠奈以外に不良債権処理を進んで処理する人間はいないし、「親の不始末を子の執事が処理する」構図でもあるので、関係各所への根回しはスムーズに終わった模様。
⑦桂華院瑠奈による収益の個人使用として、『斉藤桂子＠乳母兼メイド長』の娘「らしい」、『時任亜紀＠学生メイド』の大学進学費用負担を指示。

＜日本国＞
●報道内容は以下の通り。
●山形県酒田市に本社を置く極東土地開発が会社更生法を申請して事実上の倒産。負債総額は申請前にムーンライトファンドに極東ホテルを300億円で売却していた為、150億円に。その150億円は極東銀行による融資ですべて処理された。
●極東銀行は150億円の特別損益を計上。ただし収益予想に変化なしとのコメントを発表。
●極東銀行は第三者割当増資による桂華院家の出資受け入れ（新株取得）と、桂華院家による極東生命保有分極東銀行株取得により、桂華院家による極東銀行株保有率が33％に上昇。（33.4％あれば、株主総会での特別決議を単独で阻止できる模様）
●地元（酒田市）では不良債権処理が片付いた事を歓迎。
●桂華院瑠奈が、幼稚園に行きたいと言い出す。
●桂華院本家とたぶん『橘隆二＠執事』が桂華院瑠奈の幼稚園入園について協議を行う。本家側は、金髪で周辺と比較して異質である事や、『父親のスキャンダル＠極東グループにCOCOM違反発覚からの東側情報機関浸透』により桂華院瑠奈がいじめに遭うのではと心配し、小学校入学までは橘隆二＆メイドさんズによる家庭教育でいいんじゃないかと主張。
●桂華院瑠奈が、「だって、わたしおともだちほしいもん（超巨大猫かぶりモード）」と舌足らずなセリフで、幼稚園に行きたいとメイドさんズにおねだりを敢行。結局、田園調布の幼稚園に行く事に決定。
1996年4月 ●桂華院瑠奈が、田園調布の金持ち向け幼稚園年長さん組に入園。はじめての通園でウッキウッキ状態で草。
●入園時に『桂直美＠メイド』が桂華院瑠奈の姿をインスタントカメラで激写する。
●桂華院瑠奈。自己紹介後に他の園児から質問攻めに遭う。
●桂華院瑠奈が、みかんをバラマキにやってきた『春日乃明日香＠みかんあすか』と『開法院蛍＠かくれんぼ能力スネーク以上』と遭遇。おともだちに。
1996年かくれんぼ実行日 ●幼稚園でのかくれんぼにおいて、『開法院蛍＠かくれんぼ神』がかくれんぼ無双を発揮。桂華院瑠奈は開法院蛍に敗北したので「とてもおとなげないけつい」で対抗する事を決める。
●桂華院瑠奈が『橘隆二＠執事』に家庭用ビデオカメラ購入を指示。購入後のビデオカメラがメイドさんズに見つかり、そのまま桂華院瑠奈個別撮影会にw
1996年かくれんぼ実行日翌日 ●桂華院瑠奈がかくれんぼに家庭用ビデオカメラを持ち込み、『開法院蛍＠かくれんぼ神』がみかんに釣られて出てきた所をビデオカメラで撮影する作戦を実行→再生したら、いきなりみかん「だけ」が消えるというガチホラー映像で関係者が恐怖に陥る。はい、SAN値チェックです（嘘
1996年かくれんぼ実行日から数日 ●桂華院瑠奈がかくれんぼに家庭用ビデオカメラ3台を持ち込み、「『開法院蛍＠かくれんぼ神』がみかんに釣られて出てきた所をビデオカメラで撮影する作戦改」を発動→やっぱりみかん「だけ」が消える結果に。
●『春日乃明日香＠みかんあすか』の提案で、歌でおびき寄せる作戦を実行。目的そっちのけで歌を歌って褒められる。で、歌い終わったら目の前に開法院蛍が出現。その時に開法院蛍がしゃべった事に一同驚愕。
●これ以降、購入したビデオカメラ3台を使用して、メイドさんズたちが桂華院瑠奈の幼稚園行事を余す事なく撮影する。機材の有効活用だから是非もないネ！
1996年4月以降 ●『天音澪＠年中さんクラス』がトイレ後に自分のクラスに戻らずに『桂華院瑠奈＠お昼寝中』のおふとんに潜り込んでお昼寝再開。保母さんは天音澪が桂華院瑠奈にしがみついて気持ちよさそうに寝ているので、桂華院瑠奈が起きるまで待つ事に。
●天音澪はお人形が無いと眠れない為、金髪でお人形のような容姿の桂華院瑠奈を「おにんぎょうのおねえちゃん」と呼んで懐く。
●『天音澪＠年中さんクラス』が毎日のお昼寝タイムには桂華院瑠奈にしがみついてお昼寝するようになる。で、それに興味を持った『春日乃明日香＠みかんあすか』が一緒に「しがみついて」お昼寝をするようになる。『開法院蛍＠かくれんぼ神』はその春日乃明日香にしがみついてお昼寝をするようになる。最終的に桂華院瑠奈＠お昼寝中に、天音澪＆春日乃明日香＆開法院蛍の体重がかかってしまい、桂華院瑠奈は先生に泣きを入れて助けを求める事にw
●桂華院瑠奈は天音澪を妹のように可愛がり、そうしているうちに天音澪が春日乃明日香と開法院蛍とも仲良くなる。おそらくここから「桂華院瑠奈・春日乃明日香・開法院蛍・天音澪による疑似四姉妹」が成立する。
1996年4月以降の「男子五人抜き松の廊下事件」当日 ●天音澪が男子園児に「お人形が無いと眠れない事」をからかわれ、桂華院瑠奈に泣いてしがみつく。事情を聴いた桂華院瑠奈は『春日乃明日香＠みかんあすか』＆『開法院蛍＠かくれんぼ神』と一緒に年中さんクラスに突入。とても姉御肌な宣戦布告後に男子相手に大立ち回り（かっくかっくんと相手を揺さぶり攻撃含む）を行い、撃破（泣かした）3人・敗走（逃走）2人の大戦果を挙げる。なお、後にこの事件が幼稚園で伝説の『男子五人抜き松の廊下事件』となる。
●国連平和維持軍…じゃなくて保母さんが『男子五人抜き松の廊下事件』に介入。兵力引き離し後、全員が親を呼ばれてお説教を食う。
●桂華院瑠奈は『橘隆二＠執事兼後見人』『桂直美＠メイド』に『男子五人抜き松の廊下事件』についてお説教を受ける。なお、その時に理由を聞いた『時任亜紀＠学生メイド』がGJジェスチャーをキメて、後でケーキを差し入れる。
1996年4月以降の「男子五人抜き松の廊下事件」翌日 ●桂華院瑠奈は『天音澪＠妹分』の感謝に感動して泣きかかるもこらえる。
1996年？ ●桂華院瑠奈が、「日銀→極東銀行東京支店→預金引き出し」というルートで屋敷に警備員付きで来た現金1億円を眺める。「現金一億円を眺める幼女」というシュールすぎる光景を見続ける事になった警備員さんお疲れ様です。
●その場に『斉藤桂子＠乳母兼メイド長』がケーキとグレープジュースを持って登場。桂華院瑠奈の豹変をあらあらで片付けて、「お嬢様はお嬢様らしくゆっくりと美しいレディになってください」と言い、桂華院瑠奈もうなづく。
●『一条進＠極東銀行東京支店長』が屋敷に到着。桂華院瑠奈に極東銀行MOF担経由情報として、「大蔵省が一連の不良債権処理に目を付けた。介入もありえる」という重大情報をもたらす。
●桂華院瑠奈が『橘隆二＠執事兼後見人』に極東銀行株主として、証券会社の保有をその場で提案。橘隆二は国内中堅証券会社ならば買収可能と返答。一条進は国内中堅証券会社は不良債権持ちであるとして警告する。その結果、証券会社買収の決断を一旦後回しにする。		 ＜日本国＞
●大蔵省が今回のムーンライトファンドによる不良債権処理が、銀行・保険・証券の管轄をまたぐものとして調査・警戒を開始。

＜日本国＞
●報道内容は以下の通り。
●極東銀行が不良債権処理と新ビジネスモデルでの攻めの経営を行っているが、証券業務に首を突っ込んでいるので大蔵省はあまり良い顔をしていない。
●極東銀行は証券会社の新規設立か買収のどちらかで対応する模様。
●桂華院瑠奈が『桂直美＠メイド』お手製の生クリームつきプリンを食してご満悦。その表情を見て桂直美も喜ぶ。
●桂華院瑠奈が桂直美との会話から、桂直美の息子が「北海道開拓銀行の総合開発部（史実の北海道拓殖銀行の総合開発部）にいる事を知る。なお、記述は無いが史実拓銀の総合開発部は「1部（札幌）」「2部（東京。1991年に閉鎖）」なので、乱脈経営を続ける「1部（札幌）」に桂直美の息子がいる事になる。ただし本来は1994年に1部も閉鎖されているので、この世界線では閉鎖されていない事になる。
1997年3月 ●桂華院瑠奈が幼稚園を卒園。卒園式時に『天音澪＠妹分』が瑠奈と離れたくないと大泣きしてわがままを言うが、1年のがまんで一緒になれると宥め、最後は手を振って別れる。
●幼稚園から車で出発した直後、『橘隆二＠執事兼後見人』の「天音澪の父親が経営している貿易商は景気が良くない」というつぶやきから、桂華院瑠奈は「このままでは天音澪は学費が高い帝都学習館学園に経済的事情で通う事ができず、離れ離れになる」「先に交友関係チェックして、経済的問題以外はOK」と判断する。
●桂華院瑠奈はまだ手を振っている天音澪を見てから、彼女の父親に対して「舶来ものの高級人形を『専用お人形ルームができるぐらい』の数だけ」購入する事で支援と天音澪との縁をつなぐ事にする。
1997年4月 ●描写は無いが、桂華院瑠奈が帝都学習館学園小等部に入学。これより「ピッカピカの一年生」な小学生ライフを満喫する模様。
●『桂華院仲麻呂＠桂華院清麻呂の一人息子で桂華院瑠奈の従兄』が大学を卒業。桂華財閥（本家系）の中枢たる桂華製薬に入社。

＜日本国＞
●報道番組「日曜プロジェクト」で、コメンテータが、『北海道開拓銀行＠史実北海道拓殖銀行』は実質的に破綻していると発言。なお、史実でも報道番組「サンデープロジェクト」で同様の発言があった。
●史実に沿うならば、北海道開拓銀行に小口預金者を中心とした取り付け騒ぎが発生。
●北海道開拓銀行の全行員はありとあらゆるコネを総動員して預金流出阻止を開始する。なお、描写は無いが、史実通りならば1000万円以上の大口預金者に対しては金利をさらに上乗せする事で対応し、北海道財務局担当者がその高金利にも程がある事から拓銀側資金証券部長に声をかけた程の事をやっていた模様。
●詳細表記は無いが、おそらく史実と同じく各金融機関総会屋への利益供与が発覚。この後、『一山証券＠山一証券』も関与が発覚する。
1997年5月
＜日本国＞
●おそらくこのへんで『DK銀行＠第一勧業銀行』が総会屋利益供与事件で家宅捜索を受ける。これによりDK銀行が身動きがとれなくなった影響で融資が止まり、DK銀行をメインバンクの1つとしている『松野貿易＠兼松』の経営状況が悪化。
1997年のいつか ●『ムーンライトファンド＠桂華院瑠奈』が、外貨為替取引（FX）でまだ清算していない分を解消してまた500億円の収益があった模様。なお、ムーンライトファンドに眠っている「1995年段階で2億ドル相当だったIT企業株」には手を付けておらず、さらに利益が膨らむ模様。
●桂華院瑠奈は買収対象の証券会社として、国内準大手証券会社で不良債権に苦しみ、大蔵省証券局が必死になって救済しようとしている三海証券を選定。ただし不良債権まるごと買収は嫌なので、『橘隆二＠執事兼後見人』『一条進＠極東銀行東京支店長』に対して大蔵省に「役員全員退職・不正やった行員は告発・飛ばし含む不良債権は全額切り離して整理回収機構に回す・合併または買収時に日銀特融を受ける」という後の「桂華ルール」を順守するならば『三海証券＠史実三洋証券』を買収すると伝えるよう命令する。		 ＜日本国＞
●円相場は1ドル120円に戻る。
●『天音澪＠妹分』が桂華院瑠奈の屋敷に遊びに来て、舶来ものお人形ルームを見て大喜びする。
1997年6月より前
＜日本国＞
●大蔵省証券局は桂華院瑠奈提案の「桂華ルールを適用した上での、極東銀行による『三海証券＠史実三洋証券』の買収」を認める。おそらく大蔵省証券局としても面子が潰れないので諸手を挙げて歓迎したのではなかろうか？
1997年6月
＜日本国＞
●大蔵省証券局は『三海証券＠史実三洋証券』救済という成功例があった事から、不良債権処理指針としての「桂華ルール」を受け入れる。
1997年6月～ ●桂華院瑠奈は、『三海証券＠三洋証券』倒産前の救済に成功した事から、史実に沿った『三海証券＠三洋証券』『北海道開拓銀行＠北海道拓殖銀行』『一山証券＠山一証券』の悪夢の連鎖倒産フラグを消した…と思っていた。 ＜日本国＞
●『三海証券＠史実三洋証券』は子会社で同じく不良債権を抱えていた『三海ファイナンス＠史実三洋ファイナンスで不良債権の元凶の模様』の会社更生法を申請。
●極東銀行が三海証券を買収した事が報道される。買収金額は400億円。「桂華ルール」に沿った処理を行っている。なお、三海証券には『日銀特融＠無担保・無制限』が注がれている。が、三海証券からは資金流出が止まらないので、日銀特融が逐次投入されている模様。
1997年7月
＜不明＞
●おそらくこのへんで、アジアのどこかの国の通貨に対してヘッジファンドが売り浴びせを敢行中。

＜日本国＞
●ここまでの間に行われていた『北海道開拓銀行＠北海道拓殖銀行』と『北海道大手地銀＠北海道銀行』の合併交渉が破局したとの報道が流れる。なお、史実よりも2カ月早い。
●このへんでヘッジファンドの売り浴びせの影響で邦銀各行で資金の余裕が無くなる？これと『DK銀行＠第一勧業銀行』の身動きが取れない事により『松野貿易＠兼松』の経営危機が表面化。
●『北海道開拓銀行＠北海道拓殖銀行』と『北海道大手地銀＠北海道銀行』の合併交渉が破局した報道が流れた翌日、『桂直之＠桂直美の息子』（三十路で北海道開拓銀行総合開発部勤務）が、桂華院瑠奈の屋敷にやつれた顔で助けを求めて飛び込んで、おぜうさまの前で美事なDO☆GE☆ZA＆ヘルプを決める。
●桂直之の希望は「北海道開拓銀行の預金流出対応として、大口の預金をして欲しい」
●桂華院瑠奈は桂直之のその姿を見て、転生前の酷い目に合い続けた自分を思い出し、怒りを覚える。そして、『自分は悪役令嬢として派手に破滅する事に納得している。だが前世の自分と同じような人間が出ている今を見る為に悪役令嬢を引き受けたつもりはない！主人公には負けても良いが、この悪しき世界に負けたくない！』と考え、1億円の預金を承諾。
●桂華院瑠奈の決断に、桂直之・桂直美親子は泣いて感謝する。
●桂華院瑠奈は、前世を知っている人間が動き、現在の自分が持つ全戦力を再び賭ける事で、桂直之・桂直美親子のような人間を、前世の自分のような目に合う人間を、日本経済・かつての自分たちを救う事ができるのではないかと考える。
1997年7月桂直之を下がらせてから1時間程度後 ●桂華院瑠奈は急遽呼び出した『橘隆二＠執事兼後見人』『一条進＠極東銀行東京支店長』に向かい、「『北海道開拓銀行＠北海道拓殖銀行』を救済買収する事」を宣言する。この時、再び歴史が動いた。なお、一条進は思わず「正気ですか！？お嬢様！？」と口走る。
●上記の発言を踏まえて桂華院瑠奈が一条進に、北海道開拓銀行救済が正気ではないか教えるよう依頼する。一条進は「金の本質が価値である事」「価値の取り決め」「不良債権の本質」について、100円玉と1万円札と『プリン＠たぶん桂直美お手製』を使用して説明。
●桂華院瑠奈は北海道開拓銀行は（前世知識も踏まえて）市場の売り浴びせにより秋には破綻するので救済に時間が足りないし、（前世知識も含めた推測で）北海道開拓銀行の不良債権2兆3000億円を自分で用意するのは不可能であると考える。そこで「大蔵省を動かして日銀特融を北海道開拓銀行に注入させる策を考えよう」と発言する。
●桂華院瑠奈が北海道開拓銀行救済方法を説明。これらを話したところ、一条進・橘隆二が複数回絶句（と言うか、某九州戦国大名家の姫様による説明と「にぱぁ」を目撃した家臣団の皆さんのようにドン引きしてるんじゃないだろうか？）
1997年7月1日　
＜中国＞
●香港が中国に返還される。影響は以下の通り。
・香港にたむろしていたアングラマネーのかなりの部分が東南アジア諸国に逃げ出す。そのアングラマネーをアメリカのヘッジファンドが資金源とする。
1997年7月？ ●桂華院家の不逮捕特権を取引材料に、『一山証券＠山一証券』社員から内部告発者を獲得。内部情報を仕入れる。
●『一条進＠極東銀行東京支店長』が極東銀行内部に対して、一山証券の内部情報＆桂華ルール使用を武器に、『三海証券＠史実三洋証券』による『一山証券＠山一証券』合併について根回しを行う。
1997年8月？
＜日本国＞
●詳細不明だが、『一山証券＠山一証券』内部で総会屋利益供与事件発覚により、経営陣が総入れ替えが発生。史実通りならば8月11日に経営陣11人が退陣。
●『一条進＠極東銀行東京支店長』『橘隆二＠執事兼後見人』が『一山証券＠山一証券』に『三海証券＠史実三洋証券』による合併を申し込む。その後、一山証券＆大蔵省証券局との話し合いで桂華側が完全勝利。合併を認められる。
●三海証券による一山証券合併承認により、桂華院瑠奈が説明して一条進＆橘隆二を複数回絶句させた策のうち、「三海証券に絶賛注入中の『日銀特融＠おかわりもあるでよ』を三海証券経由で一山証券に流し込んで救済。ただし桂華ルール適用」が成立。		 ＜日本国＞
●『三海証券＠史実三洋証券』による『一山証券＠山一証券』合併について各部署の対応は以下の通り。
・一山証券：経営陣総入れ替えにより機能不全そこに内部告発で仕入れた「簿外債務2600億円（史実では最後の社長が知ったのは就任後！）」「簿外債務の損失処理で債務超過に転落する（史実では3月期決算で1647億6300万円）」と桂華ルールによる救済という条件を突きつけられて、交渉能力大幅低下中でもあり救済案を丸呑みする事に。
・大蔵省証券局：一山証券への条件に加えて、『橘隆二＠執事兼後見人』の「大蔵省銀行局より先に証券局が大口破綻処理する事により、不始末を晒したくないでしょう」という言葉に、今回の条件を丸呑みする。
●合併により『一山証券＠山一証券』にあった資産を「時価」で一旦再計上して『三海証券＠史実三洋証券』に引き継ぐので、不良債権が不良債権ではなくなる。それでも処理できない危険物は整理回収機構行き。口座解約＠信用不安は日銀特融で穴埋めする事で、経営を健全化する事に成功。 ＜日本国＞
●『三海証券＠史実三洋証券』による『一山証券＠山一証券』合併が報道される。この時にマスコミが「一山証券お取り潰し」としてと面白おかしく報道する割には、不良債権処理ロジックは報道せず。
●桂華ルールにより、一山証券経営陣（史実で号泣した最後の社長の世界違い同位体もいるだろ）がまた総退陣。『前任者』（おぜうさまなら前社長に加えて・前々社長も範囲に入れるだろう…）が刑事訴追される。

＜日本国＞
●『三海証券＠史実三洋証券』『一山証券＠山一証券』救済により、史実では前記2社に行くはずだった株式の売り浴びせが『北海道開拓銀行＠北海道拓殖銀行』に集中。史実よりも早い段階で北海道開拓銀行株は59円にまで値下がり。
●『北海道開拓銀行＠北海道拓殖銀行』株が1株59円にまで値下がりした事を確認し、『カリフォルニアのムーンライトファンド＠桂華院瑠奈』は北海道開拓銀行に対してTOB（株式公開買い付け）を宣言。条件は以下の通り。
①買取価格は74円。
②総株式の30％程度から過半数の取得を目指す。
③期限は10月末。		 ＜世界の金融市場関係者＞
●『カリフォルニアのムーンライトファンド＠桂華院瑠奈』が北海道開拓銀行株に対して開始したTOBについて、TOBを仕掛ける理由が全く分からなくて困惑。それでも1株59円が74円に化けて損失を減らせるので、投資家は歓迎。

＜主に道産子な北海道開拓銀行＠北海道拓殖銀行株保有者＞
●今から手放しても損失は大して変わらないので、TOBには応じない人が出る。
●『一条進＠極東銀行東京支店長』『橘隆二＠執事兼後見人』が大蔵省銀行局を相手に『北海道開拓銀行＠北海道拓殖銀行』買収について交渉を行う。詳細は以下の通り。
①北海道開拓銀行株の過半数を握るが、経営権は主張しない。→極東銀行＆北海道開拓銀行＆元『三海証券＠史実三洋証券』＆元『一山証券＠山一証券』の大蔵省の植民地と言うか天下り先にできる！
②北海道開拓銀行を『グッドバンク＠事業を継続する銀行』として、他の破綻しそうな銀行を引き受ける案を提案。この後に破綻しそうな『長信銀行＠日本長期信用銀行』『債権銀行＠日本債券信用銀行』との合併にも応じる。		 ＜大蔵省銀行局＞
●左記の交渉に対する決断は以下の通り。
・『北海道開拓銀行＠北海道拓殖銀行』買収について、桂華ルールを飲む事。これは「大蔵省銀行局でも万策尽きつつあった危険な銀行を救済した事」「TOBにより北海道経済へのダメージを軽減した事」「大蔵省証券局での桂華ルール適用による破綻回避成功例を知っている」為。
・次に市場の攻撃対象になる破綻が近い『長信銀行＠日本長期信用銀行』『債権銀行＠日本債券信用銀行』も合併して救済する事。
・兆単位での日銀特融を認める。
・念書①：日銀特融を注入する為、実質的な国有銀行になる。これを民営化する時に競売にかけるが、その時にムーンライトファンドの「まるごと買収する場合の競売」参加資格を大蔵省として念書付で認める。
・念書②：自力で立て直した極東銀行・極東生命・旧三海証券分は、国有化しても取り分は認める。
※上記の交渉において、大蔵省証券局からのムーンライトファンド向け支援があった模様。
1997年8～9月？ ●桂華院瑠奈は『一条進＠極東銀行東京支店長』にジト目で見られながら『北海道開拓銀行＠北海道拓殖銀行』のTOB中間報告を受ける。この時までに200億円を投じて発行済株式の36％近くを取得。最終的に過半数を握れる見込み。
●NHKの臨時番組である「『ムーンライトファンド顧問弁護士＠実は弁護士資格持ち役者』による記者会見」を一条進・『桂直美＠メイド』と一緒に鑑賞。
●NHK臨時番組で『ムーンライトファンド顧問弁護士＠実は弁護士資格持ち役者』による北海道開拓銀行のTOBについて記者会見を行う。詳細は以下の通り。
・自分たちは外資系だがハゲタカファンドではなく『ターンアラウンド・ファンド＠企業再生ファンド』である。
・今回のTOBは、銀行の再生にはその銀行が密着している地域経済の再生も不可欠。よってTOBは地域経済の為でもあり、必要経費である。
・北海道開拓銀行の単独での再建は不可能と判断。他との合併を検討中。
・ムーンライトファンドのオーナーはロシア系である事。
●桂華院瑠奈は上記記者会見を見た後、大蔵省が今回の「極東銀行＋北海道開拓銀行+長信銀行+債権銀行+三海証券+一山証券＝桂華銀行」の大合併祭りによる巨大金融コングロマリットを、現在進めている金融ビッグバンのモデルケースにしようと考えると予想。
●推定だが、ここらへんで『三海証券＠史実三洋証券』『一山証券＠山一証券』の悪魔合体証券会社が社名を「桂華証券」としたのではないか？
●極東銀行が桂華銀行に名称変更するあたりで、ムーンライトファンドは他行都銀から高レートだが日本円を調達する。この時の契約で、返済はUSドルで行う事になる。		 ＜日本国＞
●各種報道発表
・極東銀行が『北海道開拓銀行＠北海道拓殖銀行』を買収。銀行名を「極東北海道銀行」に変更。北海道開拓銀行の旧経営陣は一斉辞任。不良債権は整理回収機構に売却。減資（無償減資？）により株主責任を明確化（もしかして…100％減資？）してからムーンライトファンドが第三者割当増資で資本を注入する（企業再編で100％減資→増資のコンボはよくある模様）
・「極東北海道銀行」の信用不安については日銀特融を申請して対応。
・外資系のムーンライトファンドが桂華グループから資本提供を受けていた事が判明。野党が「ハゲタカファンドに国内企業を売るのか！」→大蔵省銀行局「外資系ファンドだけど、資本は国内資本だけだから。あと新銀行の頭取は大蔵省から出すから問題なし」
・極東銀行＋北海道開拓銀行＝極東北海道銀行→桂華銀行に名称変更。
・桂華銀行は『長信銀行＠日本長期信用銀行』に対して実質的な救済合併（なお、逆さ合併）を行う。存続銀行は長信銀行だが名称は桂華銀行。本社を東京に移動。
・長信銀行の旧経営陣・不良債権・減資対応は北海道拓殖銀行時と同様。
・大蔵省は桂華銀行を「グッドバンク」として利用するつもり。
・桂華銀行は『債権銀行＠日本債券信用銀行』に対して実質的な救済合併（なお、逆さ合併）を行う。存続銀行は債権銀行だが名称は桂華銀行。
・債権銀行の旧経営陣・不良債権・減資対応は北海道開拓銀行時と同様。
・日銀特融の総額は、極東銀行分＋北海道開拓銀行分＋長信銀行分＋債権銀行分＝8兆円近く。市場関係者「返済できねーんじゃね？どう見ても実質的な国有化」

＜日本国内政治＞
・『立憲政友党＠史実自由民主党ポジ』内大蔵族議員＆『泉川辰ノ助大蔵大臣＠泉川裕次郎の父』＆大蔵省は不良債権処理で（おそらくマスコミから）激しく叩かれている。が、『永田町＠国会議員業界』＆『霞が関＠官僚業界』では日本式護送船団方式を守り切ったとして評価が高い。
・上記の理由により泉川辰ノ助大蔵大臣が次期総理レースに名乗りを上げたとかと噂され、各派閥で台風の目化。

＜山形県政財界の皆さん＞
●このへんで、こんな考えが出たと思われる。
・極東銀行時代からの案件である「山形新幹線新庄延長工事」の建設資金を出している銀行団に、桂華銀行が入っている。
・桂華銀行って不良債権処理を加速しているが、その一環として「山形新幹線新庄延長工事」からも手を引くのではないべか？もし手を引いたら工事が遅れるか下手すりゃ止まる？そりゃ困る。
・ここで山形4区選出の『加東一弘幹事長＠加藤紘一』先生にもお願いしてなんとかしてもらおう。
1997年11月2日？ ●『一条進＠極東銀行東京支店長』が桂華院瑠奈に「4行の合体銀行である桂華銀行の執行役員就任」を報告。この就任は大蔵省のお礼である模様。
●一連の金融機関救済に投じた資金を全て消費した事。それでも絶好調なITバブルのおかげで資金がまた膨らんでいる事が判明。
●『桂直之＠桂直美の息子で元北海道開拓銀行総合開発部勤務』が桂華銀行のプライベートバンク部門に移動。一条進の代わりにムーンライトファンドの面倒を見る事が判明。桂直之は初対面時のやつれた顔が良い顔色に戻ったので、母親である『桂直美＠メイド』がこっそり涙を隠した。
●米ブラウザ企業株価の暴騰など、ITバブルの過熱っぷりを見た桂華院瑠奈は、ムーンライトファンドが出資していた各IT企業の株式を、株式上場＆株価高騰時に保有株式を売り抜けて、借金をすべて返済する事に成功する。そして日銀特融も返済してもいいんじゃないかと考える…
●桂華院瑠奈は青空を見上げて、あの悲劇を、不幸を乗り切れたと呟く。そして少しだけこの世界が優しくなると思う。
●たぶんこのへんでムーンライトファンドは、ムーンライトファンド保有IT企業株の爆騰を知っているニューヨークの投資銀行から、この時のIT企業株を担保に資金をUSドルで調達。そのUSドルで都銀からの融資を各都銀ニューヨーク支店で一括返済する。		 ＜経済＞
・日本株式市場（ジャスダック？）に上場した『某ブラウザ企業＠ヤフー株式会社』が初値200万円からスタートしてなお上昇気配。
1997年11月2日以降 ●この段階で『桂華ホテル＠元・極東ホテル』は不良債権切り離しの結果大手ホテルグループに。保有施設は以下の通り。
大型ホテル：新宿・大阪・京都・名古屋・仙台・神戸・広島・福岡・函館・札幌
リゾート施設：北海道各地のリゾート施設・軽井沢・沖縄（軽井沢は98年長野冬季五輪をみこして確保？）
小規模リゾート施設：黒川温泉・湯布院温泉（黒川温泉は98年のブームを見越して確保？）
●なお、桂華院瑠奈が桂華ホテルの目玉スイーツとしてベルギーワッフルを持ち込むなど、梃入れを行っている模様。
●桂華院本家が桂華院瑠奈の事を（おそらく経済的なジャックポットでの大躍進により）無視できなくなった模様。
●桂華院瑠奈がソノラマ文庫の「天夢航海」（谷山 由紀・著、 弘司・イラスト）を読む。
●桂華グループ50周年式典が桂華ホテル新宿の最上階で開催。そのパーティに桂華院瑠奈がやむおえず出席する事になり、桂華院瑠奈・橘隆二・『時任亜紀＠学生メイド』が控室で待機中。なお、このパーティーは桂華院瑠奈の社交界デビューであると同時に、『桂華院乙麻呂＠桂華院瑠奈の父』がやらかしたCOCOM違反からの大事件による大失敗を、桂華院本家が許すセレモニーとしての側面がある。
●控室にいる桂華院瑠奈と『橘隆二＠執事兼後見人』の所に、与党である『立憲政友党＠史実自由民主党ポジ』所属、大蔵大臣『泉川辰ノ助＠複数の自民党議員複数をモデルとしたオリジナル人物？』と、同党幹事長『加東一弘＠加藤紘一』の秘書がアポ取りと議員登場前フリとして訪問してくる。
●上記2人の政治家が来る事について桂華院瑠奈と橘隆二は以下を予想。
①次の立憲政友党総裁選挙で『泉川辰ノ助大蔵大臣＠泉川裕次郎の父』と『加東一弘幹事長＠加藤紘一』どちらにつくか確認。
②「表向きムーンライトファンドの実権を握っていると思われている」橘隆二を味方にして、『参議院選挙用実弾＠政治用語で金』の確保。
●泉川辰ノ助は海洋派。加東一弘は大陸派である事が判明。
●桂華院瑠奈は泉川辰ノ助・加東一弘とは「嫌われない程度にお茶を濁す」程度の付き合いをすると決める。
●描写は無いが、泉川辰ノ助大蔵大臣も挨拶に来た。フツーは小学1年生女子の所に与党幹事長や現役大蔵大臣が挨拶には来ない。そんだけおぜうさまを（わかる人間は）無視できなくなった事になる。
パーティ開催時間少し前 ●桂華院瑠奈たちがいる控室に『加東一弘幹事長＠加藤紘一』が秘書つきで挨拶に来る。加東一弘幹事長は『桂華院乙麻呂＠桂華院瑠奈の父』を助けられなかった事について桂華院瑠奈に頭を下げて詫びる。
●加東一弘幹事長の詫びに対して桂華院瑠奈は「償いはする」と答えて、政治資金は出すという言質を与える。これには加東一弘幹事長もにっこり。
●加東一弘幹事長退出後、桂華院瑠奈は『一条進＠桂華銀行執行役員』に対して「山形新幹線新庄延長工事への融資は継続。その旨を桂華銀行経由で山形県に伝える事」「桂華銀行からの融資が難しいならばムーンライトファンドから出す事」を指示。
パーティ中 ●桂華院瑠奈がパーティに「帝都学習館小等部制服」を装備して出撃。この時にパーティ出席者が彼女について噂しているのが丸聞こえで、フツー小学生に聞かせるもんじゃないと思う。
●この段階で、『桂華院彦麻呂＠桂華院瑠奈の祖父』の放蕩生活により、認知されているのが桂華院本系・桂華院瑠奈の家除いて7家あり、各家の子供を入れると20人程度いる事が語られる。
●上記の7家にも桂華院彦麻呂死去時の財産分与を行うと財閥解体＆お家騒動になるので、財産管理会社からの配当という事で処理していると語られる。		 ＜桂華グループ50周年式典パーティ出席者＞
●桂華院瑠奈について下記のような噂話をする。
・桂華グループ内の極東グループが、自分たちを立て直した桂華院瑠奈を推している。
・今回の桂華銀行含めた立て直し劇の主犯が『橘隆二＠執事兼後見人』であり、黒幕が桂華院瑠奈であるとは気が付かれていない。
・このパーティには新しく桂華グループ内中枢に入った桂華銀行＆桂華ホテルのお披露目も兼ねている。
・なお、極東グループと言うより桂華院瑠奈の躍進は、桂華院家本家筋・分家他一族は面白くない状態。
・桂華銀行関連の大合併祭りによって生成された持株会社「桂華金融ホールディングス」は、大蔵省が持ち株会社を試験的に解禁して成立したと判明。で、その巨大金融機関を食べたくてしょうがない皆さんの一部が、『岩崎財閥＠三菱グループ』関係者。
●桂華院瑠奈がパーティの主役である『桂華院清麻呂公爵＠瑠奈の叔父』に挨拶する。その席上で微笑ましく見えて裏が見える会話を交わす。詳細は以下の通り。
・桂華院清麻呂公爵は、大合併祭り等の主犯が『橘隆二＠執事兼後見人』と思い込んでいる。よって黒幕が桂華院瑠奈であるとバレてない。
・桂華院清麻呂公爵は、それだけの利益を叩き出す動きをしたと考えている橘隆二を、桂華院瑠奈から引き離して別の所（桂華銀行のしかるべき場所）で辣腕を揮ってもらおうと考えている。その代わりに桂華院瑠奈の所には付き人を増やす。これに対して桂華院瑠奈はこどもっぽい台詞で穏当に半分拒否な回答で誤魔化す。→橘隆二引き抜きと付き人増員は、膨れ上がった財産の防衛目的で人を増やす事＆使える人間を財閥中枢に取り込む側面がある。それ以前に桂華財閥は小規模で人がいないから、使える人間を引っこ抜きにかかるのはしょーがないとおぜうさまは考える。
●『桂華院仲麻呂＠桂華院清麻呂公爵の息子』が『ベルギーワッフル＠実は桂華院瑠奈が桂華ホテルの目玉として日本に持ち込む』と一緒に登場。桂華院瑠奈は各種情報から、ゲーム内で自身の破滅時＝極東系財閥の粛清だったんだろうと考える。
●パーティ会場に『帝亜秀一＠帝亜財閥総帥』『帝亜栄一＠帝亜秀一の息子でゲーム攻略対象キャラ』が入場。
●上記2人の入場を見て、桂華院瑠奈は帝亜財閥について考える。詳細は以下の通り。
・帝亜グループは戦後にできた新興財閥（『二木財閥＠三井グループ』外様ポジ）で紡績業から自動車に進出して成長して、テイア自動車は世界トップクラスの自動車メーカーである（まんまトヨタである）。
・帝亜グループは同じような二木財閥外様系である『芝浦電機＠東芝』『石播造船＠石川島播磨重工業（IHI）』『扶桑フィルム＠富士フィルム』と組み、二木財閥の主導権を二木財閥御三家（『二木本社＠該当社不明』『二木銀行＠三井銀行』『二木物産＠三井物産』）と争っている…という噂。
●『桂華院清麻呂公爵＠瑠奈の叔父』と『帝亜秀一＠帝亜財閥総帥』が挨拶。桂華院瑠奈が帝亜秀一・帝亜栄一（帝都学習館小等部制服着用）親子と初顔合わせ。
●帝都学習館学園が、「幼稚園～大学までの一貫教育」「小中高大で入試による優秀者入学を行っている」事が語られる。
●桂華院瑠奈が自分の父がやらかしたスキャンダルネタを婉曲的に仄めかす。反応は以下の通り。
桂華院清麻呂公爵：『笑っている＠笑うという行為は本来攻撃的なものであり獣が牙をむく行為が原点である byシグルイ第十六景』つまり内心ガチギレ状態。「誰が子供にんな事漏らしてんだコラ（Call50の意訳）」
桂華院瑠奈：「さーわすれたー（Call50の意訳）」ただし桂華院分家と取り巻きの皆さんをちらりと見る。
桂華院清麻呂＆仲麻呂：ほう（奴らか…）…瑠奈さんはちょっと栄一君と向こうに行っててね（実質的な命令・Call50の意訳）
帝亜栄一：ていあえいいちは　こんらんした！
●桂華院瑠奈がパーティ会場を出たので『帝亜栄一＠次期帝亜グループ総帥』も護衛（男性1人）付きでついていく。
●桂華院瑠奈が帝亜栄一側護衛にないしょ話で話を通し、護衛は苦笑しながらおぜうさまの無茶ぶりにどう対応すべきか頭を抱える。
●『桂華院仲麻呂＠おぜうさまの従兄』が登場。そこで桂華院瑠奈が自分の500円玉を見せつけながら「桂華ホテル1階売店にある自販機でジュースを買いたいの！」という野望を大公開。桂華院仲麻呂＆帝亜栄一＆護衛の男3人は首をかしげる。実はコレ、転生前ゲームでの「帝亜栄一は主人公と買い物した時に支払い方がわからずに苦労した」エピソードがあり、おぜうさまはせめてもの情けとして、彼に一般人の常識を教えてあげようと考えたため。あと、おぜうさまが飲みたかったから。
●桂華院仲麻呂は溜息をついて「桂華院瑠奈の野望w」を認め、みんなで一緒に行く事にする。移動中、桂華院仲麻呂は帝亜栄一に「瑠奈はこーゆー変わった子だから、お友達になってくれると助かる（Call50の意訳）」と頼み、帝亜栄一は「考えておきます」と返答。これにおぜうさまは内心つっ込む。
●売店に到着。桂華院瑠奈は背が小さくて購入ボタンを押せないので、桂華院仲麻呂にだっこしてもらって、前世でも好きだった果汁30％グレープジュース（たぶん、コカ・コーラ社のHI-Cグレープ味）を購入。さらに桂華院仲麻呂＆護衛の人向けに缶コーヒーを。帝亜栄一向けにコーラをおごって、みんなでその場で飲み、帝亜栄一がコーラの炭酸に感動する。
●これにより帝亜栄一がコーラを愛飲する＆購入方法を知るという歴史改変wが行われる。
パーティ後 ●桂華院瑠奈が「万が一の破滅後への備え」として簿記3級・英検3級・秘書3級取得の為、試験を受けている。この時に自分と同じく「帝都学習館学園制服を着た小学生」が受験中。かつ「自分と同じく受験会場前の廊下に執事がスタンバイ中」という状況から、その秀才系優男がカタギの人間ではないと判断して、試験終了後に声をかける。
●桂華院瑠奈と謎の小学生男子がお互いに自己紹介をして、その小学生男子が『泉川裕次郎＠攻略対象キャラ』である事が判明。
●泉川裕次郎関係の情報がアンロックされました。詳細は以下の通り。
・泉川家は関東に地盤を持つ、代々国会議員しかも与党『立憲政友党＠史実自由民主党ポジ』である大物を輩出している名門のおうち。
・泉川裕次郎は4人兄弟の末っ子である。
●桂華院瑠奈と泉川裕次郎はお互いにジュースをおごりあうが、その時の会話から「お互いに『帝亜栄一＠攻略対象キャラ』と友人関係にある事」「帝亜栄一がコーラにドハマリ中」である事が判明。
●桂華院瑠奈は簿記3級・英検3級・秘書3級に加えて「危険物取扱者乙種第4類＠略称『危険物乙4』」を取るつもり。
●泉川裕次郎は簿記3級・英検3級・秘書3級に加えて「Microsoft Office Specialist＠MOS」「宅地建物取引主任者＠宅建」「成年後に行政書士」を取るつもり。
●泉川裕次郎の人生ルートは、「希望：税理士or司法書士取得→弁護士」だが、途中で選挙に出る事になるので、「現実：途中で市議会議員・県議会議員」になる模様。
●桂華院瑠奈と泉川裕次郎は、自分たちの実家によって自分たちの未来がままならない事についてお互いに嘆息する。どうでもいいが小学生の会話ではない。		 ＜簿記3級・英検3級・秘書3級のいずれかの会場にいる就活生含む皆さん＞
●「なんでここに小学生がいるんだ…」「受験資格に制限無し・・・だから小学生でも受験できる・・・悪魔的発想・・・！！（Call50による多少の改変）」「これで落ちたら小学生以下…」と会場でカイジばりの『ざわ…ざわ…』が発生する。
●桂華院瑠奈と『泉川裕次郎＠政治系』は各種試験に合格。その後、帝都学習館学園小等部図書館で時々勉強会を開いていると、そこに『帝亜栄一＠財閥系』がいつの間にか合流するようになる。
●桂華院瑠奈と泉川裕次郎の話を聞き、帝亜栄一も「凄いハイスピード」で資格をかっさらっていく。
1997年11月～12月 ●この段階で、帝都学習館学園小等部内定期テスト？において、桂華院瑠奈はいつもイージーミスにより1～2問間違えるので、万年4位の模様。なお、1位は常に満点な帝亜栄一・泉川裕次郎・『後藤光弥＠桂華院瑠奈と未エンカウント状態』である。
●桂華院瑠奈が『帝亜栄一＠財閥系』・『泉川裕次郎＠政治系』に、一緒に映画館でスタジオジブリ「もののけ姫」を観ないか提案。この時におぜうさまは、大画面で映画を観る醍醐味についてアツく語った模様。これに対して帝亜栄一＆泉川裕次郎は「映画館を貸し切りにしないの？」というとてもお金持ち発言をする。
●桂華院瑠奈・帝亜栄一・泉川裕次郎は（各自の執事と護衛の皆さんつきで）一緒に、映画館でスタジオジブリ「もののけ姫」を視聴。なお、おぜうさまは映画館の定番？な「映画を見ながらポップコーンを食べる」を敢行。どうでもいいが護衛の皆さんは大変だったろう。警備がしにくくて。
●『後藤光弥＠桂華院瑠奈と未エンカウント状態』が喫茶店「アヴァンティ」でカフェラテを喫しながら集英社「光の帝国」（恩田陸・著）を読書中。なお、2周目。
●帝亜栄一・泉川裕次郎は集英社「光の帝国」（恩田陸・著）を読み込む。
●帝亜栄一・泉川裕次郎・後藤光弥はソノラマ文庫「天夢航海」（谷山 由紀・著、 弘司・イラスト）を読み込む。
アヴァンティでの駄弁り数日後 ●帝都学習館学園小等部図書館において、桂華院瑠奈・帝亜栄一・泉川裕次郎・後藤光弥が集まって、読んだ本の感想を言い合う。これ以降、この4人がつるむようになり、他の人間から「帝都学習館カルテット」と呼ばれるようになる。
？ ●『橘隆二＠執事兼後見人』が桂華院瑠奈の執事業の他、桂華銀行？での役職を持ってしまい多忙に。この為、橘隆二の移動兼休憩場所かつ馬鹿除けとしてベンツ（年代から見てSクラスかつフラッグシップモデルである「メルセデス・ベンツ・W140」？の新車）を購入。同時にお嬢様登下校時運転手として、曽根光兼と茜沢三郎が着任。
帝都学習館学園小等部でイベントのちょっと前？ ・『斉藤桂子＠乳母兼メイド長』が桂華院瑠奈の授業参観における保護者役に指名される。これにより斉藤桂子のテンションが天元突破。ブランドものスーツを新調して、コレが着れるとウッキウッキ状態。
帝都学習館学園小等部でイベント「授業参観」当日朝 ●登校前だというのにおぜうさま以外の皆さんのテンションがクライマックス。家庭用ビデオカメラ3台+カメラを駆使して撮影会を敢行。『斉藤桂子＠乳母兼メイド長』『橘隆二＠執事兼後見人』もおぜうさまと一緒に撮影される。
●『斉藤桂子＠乳母兼メイド長』の外見が若いままで変わらない事が判明。証人は桂華院瑠奈＆橘隆二主従。
●一緒に登校する為、春日乃明日香・開法院蛍が屋敷に到着。開法院蛍はいきなり出現したように見えたので、開法院蛍のかくれんぼ神っぷりに衰えはない模様。
●『帝亜栄一＠財閥系』もカオス状態なこの現場に到着。春日乃明日香・開法院蛍は帝亜栄一と初顔合わせの模様。
●桂華院瑠奈が記念ホームビデオで『真顔で悲観的なトーク』を敢行して他の人から突っ込まれる。で、ビデオカメラのバッテリー切れで撮影終了。
？ ●この段階で、桂華院瑠奈おぜうさまに援助要望・儲け話持ち込み・寄付希望等の話を持ち込もうとする、欲に目が眩んだ有象無象が激増している事が判明。それらに対する対応等は以下の通り。
・有象無象対応はメインが『橘隆二＠執事兼後見人』で、不在時は『斉藤桂子＠乳母兼メイド長兼元銀座の夜の女王』が対応。ただし斉藤桂子だけでは舐められるので、運転手を男手として計算している。
・有象無象がとりつくきっかけとして、『バブルの紳士たち＠裏社会の強者』は目標周辺にいる人間の弱い所をついてくる（史実イトマン事件。こちらだと淀屋橋銀行の一件）ので、探偵に『一条進＠桂華銀行執行役員』の周辺を洗わせている。
・『桂華院清麻呂公爵＠瑠奈の叔父』『加東一弘幹事長＠加藤紘一』『泉川辰ノ助大蔵大臣＠泉川裕次郎の父』の誰かの圧力で、内閣情報調査室をはじめとする警察含む情報機関の皆さんによるおぜうさまの監視が解除された事と、同時に実質的な護衛が消えた事が語られる。なお、解除理由には、政治家関連のヤバい融資案件が大量に詰まったパンドラの箱化していた『長信銀行＠日本長期信用銀行』『債権銀行＠日本債券信用銀行』の救済もあった模様。
・上記のヤバいネタの情報共有も兼ねて、毎週土曜夜に一条進・橘隆二たちと定期的な食事会を行う事を決める。		 ＜日本国＞
●この段階で、今までは内閣情報調査室をはじめとする警察含む情報機関の皆さんが、『桂華院乙麻呂＠桂華院瑠奈の父』がやらかした極東グループスパイ組織事件関連で、おぜうさまを監視（結果的に護衛にもなっていた）していたが、『桂華院清麻呂公爵＠瑠奈の叔父』『加東一弘幹事長＠加藤紘一』『泉川辰ノ助大蔵大臣＠泉川裕次郎の父』の誰かの圧力で監視が解除された。
上記があった週の土曜日夜 ●桂華院瑠奈おぜうさま・一条進・橘隆二との定期的な食事会の第1回目開催。メニューは『斉藤桂子＠乳母兼メイド長兼元銀座の夜の女王』お手製ハンバーグ。なお、おぜうさまのハンバーグには旗が立っている。この時に判明した事は以下の通り。
・「ムーンライトファンド」は会社だけを指すものではない。ムーンライトファンドを名乗る会社はペーパーカンパニーを含め、複数の国に同一名称別会社として存在している。が、その会社群は資金移動を複雑化させて追跡を難しくする為＆レバレッジを利かせる仕掛けでしかない。本体はスイス銀行（プライベートバンク）にある桂華院瑠奈名義の預金口座である。これは桂華院瑠奈おぜうさまが未成年である欠点を誤魔化すために一条が考えたもの。
・会社としてのムーンライトファンドは、パナマ・バミューダ諸島（イギリス海外領）・マン島（自治権を持ったイギリスの王室属領）・ケイマン諸島（イギリス海外領）・日本・アメリカに存在する。
・上記の仕掛けにより、1995年におぜうさまが「屋敷を抵当に入れて調達した5億円を突っ込んだIT企業投資」は、ムーンライトファンド間のレバレッジで数億ドル、食事会段階では数十億ドルに膨れ上がっている。（金融素人Call50の乱暴な推定では約62億ドル。1ドル120円レートで7,500億円と推定）
・ムーンライトファンド間の資金移動は、一条進・橘隆二両者の合意が無ければ実行できない。
・ムーンライトファンド（本体）である口座に眠っている資金を、合法的に日本に持ち込む方法がまだ定まっていない。		 ＜日本国＞
●大蔵省は桂華銀行（銀行局管轄）と桂華証券（証券局管轄）の統制を取るので四苦八苦している。さらに桂華銀行（銀行局管轄）と桂華証券（証券局管轄）の主導権争いが銀行局VS証券局の省内勢力争いに変化してまた大変な事に。
●大蔵省国税局はムーンライトファンドから脱税あたりで税金を取ろうとしたが、消費税5％値上げ準備（おいばかやめろ）と、『加東一弘幹事長＠加藤紘一』『泉川辰ノ助大蔵大臣＠泉川裕次郎の父』が「税金以上の金を自分から金融機関救済に使って日本経済を救ったのだから、おとがめなしだろ常識的に考えて…」に持って行った事により無しに。
1997年11月～12月？ ●桂華院瑠奈おぜうさまと『橘隆二＠執事兼後見人』が、秋田県酒田市の石油化学コンビナート建設について、資料を観ながら話し合う。詳細は以下の通り。
・この話が復活したのは、経済再建途中の樺太（失業率20％超え！）は武器輸出と資源輸出でなんとか保たせている。その資源の大きい％を占める天然ガスを使用した火力発電所建設計画があり、それに合わせて石油備蓄基地+コンビナート計画が再起動。なお、この公共事業な計画に北海道・新潟県・山形県が手を挙げて争った結果、山形県酒田市に決まった模様。
・この動きは『加東一弘幹事長＠加藤紘一』が、桂華院瑠奈おぜうさまへの詫び（父親がこの案件とスパイ事件で最終的に死亡）が入っているので、桂華院が入札に参加したら便宜を図る模様。なお、参加するもしないも、桂華院瑠奈おぜうさまの一存。あと、見返りは次回参議院選挙での資金提供。
・桂華院瑠奈おぜうさまは、この件について専門家のアドバイスが必要と考え、それに対し橘隆二は『藤堂長吉＠桂華商会相談役で専攻は資源トレーダー』の名前を出す。
●桂華院瑠奈おぜうさまと『藤堂長吉＠桂華商会相談役』が話し合いを持つ。詳細は以下の通り。
・酒田市の天然ガス火力発電所は初期計画の天然ガス使用のみでは儲からない。
①アジア通貨危機で東南アジアの資源が暴落中。なので樺太産天然ガスは高いままなので高値掴みする事になる。公共事業なのでコスト度外視になるので、赤字まみれ確実。
②環境問題が五月蠅い。
③ロシア産石油がアジア通貨危機による資源暴落のあおりで暴落する。ならば石油火力発電所と化学コンビナートも併設してしまえば、お安いロシア産石油も使えるようにしたほうがいい。
・桂華院瑠奈おぜうさまは前世知識でロシア産原油が暴落する事を知っているので、藤堂長吉の意見を採用。藤堂長吉は数千億の資金が必要と話すが、桂華院瑠奈おぜうさまは日本に持ってこれなくて困っているITバブルの収益をこれに充てて、日本に各種石油関連経由で資金を持ってくる事にする。
・上記に関連して、藤堂長吉は桂華院瑠奈おぜうさまの思惑（石油購入やらコンビナート建設やらタンカー建造で使えなかった資金が使える！）を見抜いた上で、（石油関連管理ができるように）下位でいいから総合商社の購入を提案。
●たぶんこのへんで、桂華院瑠奈おぜうさまは『一条進＠桂華銀行執行役員』から日本企業の不良債権巨大化と関連事情について説明を受ける。
●桂華銀行ニューヨーク支店はムーンライトファンドに資金を融資。
●ムーンライトファンドは『松野貿易＠兼松』のメインバンクである『DK銀行＠第一勧業銀行』のニューヨーク支店と『名称不明＠東京銀行』ニューヨーク支店から債権を米ドルで購入（日本円で1800億円）。
●ムーンライトファンドは松野貿易向け債権を一本化した上で債務の株式化と第三者割当増資申し入れにより、松野貿易を支配下に置く。これにより松野貿易の不良債権解消と旧経営陣の総退陣を実行。		 ＜日本＞
・ムーンライトファンドの『松野貿易＠兼松』買収が経済紙に載る。
・『DK銀行＠第一勧業銀行』『名称不明＠東京銀行』は不良債権化していて回収を諦めていた松野貿易向け融資が、米ドルによる為替リスクがあるとは言え丸々戻ってきて助かる。
・松野貿易はメインバンクからの返済要求にびくびくしなくなって済む。
●桂華院瑠奈おぜうさまと『橘隆二＠執事兼後見人』『が桂華銀行へのリムジンで移動中（運転手＠曽根光兼、桂華院家専属護衛＠名無し女性1名つき。さらにリムジンの前後に防弾仕様ベンツもあり）に、『松野貿易＠兼松』の社長として藤堂長吉＠桂華商会相談役』を送り込む事に決める。なお、他の取締役人事は既に終了済。
●『曽根光兼＠運転手』がリムジンを尾行している車（実はロシア大使館の車）に気が付き、桂華院本家に自動車電話で連絡して担当者を呼び出す。その次に桂華院瑠奈おぜうさまと橘隆二に現状報告・警視庁警護第5係連絡予定であると報告・この後の予定の全キャンセル提案を行う。なお、身代金目的の誘拐である可能性を考えている。
●桂華院瑠奈おぜうさまは曽根光兼が提案した「桂華銀行本店行き（茅場町の旧『一山証券＠山一證券』ビル）から桂華製薬本社（日比谷の旧『長信銀行＠日本長期信用銀行』）ビル行き」の目的地変更を承認するが、行くルート変更を指示。
●桂華院瑠奈おぜうさまは『一条進＠桂華銀行執行役員』に指示して、元不良債権の設備が良いレジャーボートを桂華銀行本店そばの日本橋川に回航するよう指示。		 ＜日本＞
・山形県酒田市のコンビナート建設にムーンライトファンドが参加する件が報道される。
・これ以前から『前藤正一警部＠笑顔が胡散臭い』たち公安が、桂華院家内部の裏切って何かしそうな人間の目星をつけていた。でそんな連中やロシアの「礼儀正しい方たち（Call50によるイヤミ）に色々情報を流して焚きつけて、公安の描いた絵の通りに事が動くよう誘導していた。

＜ロシア＞
・ここらへんで東南アジアでのヘッジファンドの跳梁により、世界的に資源価格が低迷。資源を売る事で経済を回していたロシアの経済状況が悪化している模様。これによりヤバくなった経済を立て直せる資金を探していると、そこにロマノフ家の財宝が眠っているとされる某プライベートバンクに口座を開いている、超金持ちなロマノフ家の血を引く桂華院瑠奈おぜうさまが注目される。
・上記報道も見て、今まで温めてきたらしい「桂華院瑠奈おぜうさまお迎え作戦＠誘拐とも言う」にGoが出る。
●桂華院瑠奈おぜうさまご一行は、桂華銀行経由で日本橋川に浮かべたレジャーボートに乗り、竹芝桟橋に向かう。同時に無線連絡で竹芝桟橋に桂華製薬本社行きの車を用意するよう指示。
●桂華銀行本社警備員が尾行してきた車のナンバーを控えて警視庁に報告。警視庁から該当車両はロシア大使館の登録車であるとの返答を受ける。
●桂華院瑠奈おぜうさまは、真剣な表情をした『橘隆二＠執事兼後見人』から、尾行車がロシア大使館関連と聞いて嫌な顔をする。
●桂華製薬はリムジン＆警護用防弾仕様ベンツ2台を手配。そこに覆面パトカー付きで警視庁公安部外事課の前藤正一警部が追加される。
●桂華院瑠奈おぜうさまは、竹芝桟橋に桂華製薬のリムジン＆警護用防弾仕様ベンツ2台を確認してからリムジンに乗り込んで、桂華製薬本社に移動開始。
●リムジン車内で『前藤正一警部＠笑顔が胡散臭い』が桂華院瑠奈おぜうさま＆『橘隆二＠執事兼後見人』に今回の件を説明する。詳細は以下の通り。
・今回は桂華院瑠奈おぜうさまが持つ「ムーンライトファンド」が狙われた。
・桂華院瑠奈おぜうさまの祖母はロマノフ家の血を引くロシア大公家系の人間である。母親も某高貴なロシア貴族の方。その2つを合わせて継承権は低いがロシア皇帝家であるロマノフ家の継承権を主張できる。どう見てもひと昔前のロマンス小説のお約束である。だがこれが…現実っ！
・ロシア政府などの中の人が、桂華院瑠奈おぜうさまの持つムーンライトファンドの資金源は、ロマノフ家の財宝から出ているに違いない！と考えている。
・上記から、ロマノフ家の継承権を担保するロマノフ家の財宝を持つ桂華院瑠奈おぜうさまは、ロマノフ家の継承者である！ならロシアにお救いしてあげなきゃ（へうげもの古田織部感（注.Call50意訳
●桂華院瑠奈おぜうさまご一行様が無事に桂華製薬本社に到着。桂華院瑠奈おぜうさまが桂華院仲麻呂お兄様に抱きしめられる。
●今回の件について、『橘隆二＠執事兼後見人』『一条進＠桂華銀行執行役員』『藤堂長吉＠桂華商会相談役』が、『桂華院仲麻呂＠おぜうさまの従兄』『公安部外事課前藤正一警部＠胡散臭い』に説明を行う。詳細は以下の通り。
・ムーンライトファンドの資金管理口座は、スイスの某プライベートバンクにある。で、このプライベートバンクは信頼と実績で選んだのだが、ロマノフ家が使っていたプライベートバングでもあった。これは偶然。
・東南アジア地域での通貨危機に端を発した経済不安により、資源価格も暴落中。これにより資源を売って糊口をしのいでいるロシアの経済状況も悪化。何しろロシア国内の炭鉱労働者が、賃金未払いを理由としてストライキを起こすという、「会社で言えば倒産寸前」の状況に陥っている。
・そんなロシアで炭鉱労働者集めにロシアンマフィアが噛んでいた。そのマフィアが新興財閥として勃興した。で、その財閥が金が無くなりそうになったので、ロシア大使館等に声をかけて今回の騒ぎをおこした。
●今回の事件により、警視庁警護5係がおぜうさまの傍で警護を行う事と、公安部外事課は問題解決に向けて努力する旨を前藤正一警部が発言。
●『桂直之＠桂華銀行のプライベートバンク部門』がメモを持ち込む。その内容を見て、桂華院瑠奈おぜうさま・桂華院仲麻呂は顔色を変える。内容は『タイ政府が自国通貨の変動相場制へ移行。通貨暴落が他のアジア地域へ波及』		 ＜東南アジア＞
●タイの通貨の変動相場制移行により、ヘッジファンドの通貨売り浴びせによる混乱が他のアジア地域に波及。アジア金融危機が発生。
誘拐未遂騒ぎの翌日以降 ●桂華院瑠奈おぜうさまが学校の図書館で、帝亜栄一・泉川裕次郎・後藤光弥に、自分が体験した誘拐未遂騒ぎ等を説明する。
●右記の政治資金パーティに桂華院瑠奈おぜうさまが参加する事について、・後藤光弥が「桂華銀行の事もあり、桂華院家を大蔵族に取り込みたいからだろう」と話す。		 ＜日本＞
・アジア金融危機が発生しているが、来年（1998年）の参院選選挙に向けた政治資金パーティーを大蔵族系議員が企画。船上パーティになる模様。その船上パーティは桂華ホテル所有のレストラン船「アクトレス」号で行い、東京湾クルーズも行われる。
上記の翌日。イベント中 ●桂華院瑠奈おぜうさまが船上パーティに出席。『前藤正一警部＠胡散臭い』はおぜうさまが出席するのは良くないと考えていたが、『泉川辰ノ助大蔵大臣＠泉川裕次郎の父』が強引にねじ込んだので出席する事に。
●桂華院瑠奈おぜうさまのパーティ会場到着と同時に出席者の間で噂話が飛び交い、それがおぜうさまに聞こえてしまう。
●泉川辰ノ助大蔵大臣が高らかにパーティ開始を宣言。この時に桂華金融ホールディングス誕生を自分の功績として話している。
●実は帝亜栄一・泉川裕次郎・後藤光弥もパーティに参加。おぜうさまと一緒にお食事中。
●桂華院瑠奈おぜうさま・帝亜栄一・泉川裕次郎・後藤光弥の全員が「ファイナルファンタジー7（もしくはその世界違い同作品）」を遊んでいる事が判明。後藤光弥は「選択肢間違いが起こったのでセーブ箇所から確認中」と話した事から、前世知識で知っているおぜうさまは色々察してしまう（該当箇所はどう見ても『エアリス死亡イベント』であり、史実で「自分のフラグミスによる分岐だろう→ならどこかでエアリス生存フラグがあるはず→検証しよう。場合によっては最初からやり直す」を行ったプレーヤーが大量に出ている）		 ＜世界＞
●アジア金融危機の影響は以下の通り。
・タイはこの金融危機を起こした責任を取って内閣が総辞職。
・インドネシアでも通貨ルピアの暴落が止まらない。
・日本国内の為替と株価がとんでもない事になっている（下落しているのだろう）
・東南アジアに進出していた日本の中小財閥が金融危機により行き詰まり、通産省に救済を依頼したらしい。これにより中小財閥が飛んだら不良債権がさらに増える事になる。

●桂華院瑠奈おぜうさまがお手洗いに行くために席を外したら、フラッシュグレネード？か何かを食らって気絶。
おぜうさま誘拐中 ●帝亜栄一・泉川裕次郎・後藤光弥は、桂華院瑠奈おぜうさまが戻ってこない事を怪しみ、おそらく『前藤正一警部＠胡散臭い』に報告し、協力を申し出る。
●前藤正一警部はおぜうさまが誘拐されたと判断。この時までに出席者の裏を『洗って』おいたので、最初から医者と女性護衛が怪しいと睨んでいた。で、隠れる事ができそうな所を船の設計図で漁ったら、護衛が休める臨時医務室に床下収納を発見した事から、女性護衛と医者が犯人と確信。		 ＜おぜうさま誘拐犯＞
・おぜうさまを失神させた女性護衛は、臨時医務室におぜうさまを運び込む。医者はおぜうさまに薬（筋弛緩剤か何か？）を打ち、縛り上げて床下収納に隠す。
・女性護衛は臨時医務室のベッドに「体調不良の出席者」として潜み、医者は何食わぬ顔して職務に励む。
・この段階で医者は桂華院分家に連なる家の出身で身元ははっきりしていたが、その実家が事業で失敗してかなりの借金を抱えていた事が判明。
・女性護衛はハニートラップに引っかかっていた事が判明。
●桂華院瑠奈おぜうさまは猿轡＆身体拘束＆薬品により、意識を取り戻しても身動きができない。だが思考する事は可能なので、以下の状況であると考える。
・女性の護衛が見当たらない。
・この誘拐・監禁劇は内通者がいないと不可能。
・自分の身柄が無事であるという事は、ムーンライトファンド狙いだけではなく、いわゆる『ロマノフの財宝』が目当てであろう。
・エンジン音から察するに、まだ自分は「アクトレス」号の中にいる。
・まだ救出のチャンスはある。
・帝亜栄一・泉川裕次郎・後藤光弥の酔い止めが欲しいから来たという声が聞こえた事から、この3人は囚われてはいない。
・「医師っぽい人間の返答」「酔い止め引き渡し」「帝亜栄一・泉川裕次郎・後藤光弥と医師？との会話」により、自分は倉庫に設営された臨時医務室にいると推測。
・「帝亜栄一・泉川裕次郎・後藤光弥の発言」により、クルーズは2～3時間延長が決まったと判明。
●帝亜栄一・泉川裕次郎・後藤光弥は協力して臨時医務室内に盗聴器・小型発煙機を仕込む。
●帝亜栄一・泉川裕次郎・後藤光弥の3人が出ていった後、医師と女性護衛が「このままでは隠し切れないからどうしよう→万一に備えて小型船が待機している」という会話を始めたので、おぜうさまは医師と護衛が内通者で犯人と判断。
●臨時医務室にスモークが投入され、同時に『前藤正一警部＠胡散臭い』と部下の皆さんが突入して犯人2人を拘束して、おぜうさまをベッドの下にある床下収納スペースから救出。
おぜうさま救出後 ●『前藤正一警部＠胡散臭い』が、今回の事件を防げなかった事に対して謝罪する。
●おぜうさまが、自分を救う為に危険を顧みずに行動してくれた帝亜栄一・泉川裕次郎・後藤光弥にときめく。
船での出来事の翌日～数日後？ ●『桂華院清麻呂公爵＠瑠奈の叔父』と桂華院仲麻呂お兄様が、今回の「船上におけるおぜうさま誘拐事件」について、桂華院家内の醜聞である為、後始末に奔走する。その課程で、『前藤正一警部＠胡散臭い』がいる警視庁公安部とは、今回の事件を表ざたにしないという事で手打ちをした模様。
●東京都千代田区九段北一丁目13番10号にある（九段下がわかりやすい）にある元債権銀行本社ビル（日本債券信用銀行本社ビル）の応接室において、「桂華院瑠奈おぜうさま・帝亜栄一・泉川裕次郎・後藤光弥による、『前藤正一警部＠胡散臭い』に対する圧迫面接」スタート。なお、おぜうさま側は最初から敵対的態度である。詳細は以下の通り。
・おぜうさまはここで前藤正一警部が今回の船上における誘拐事件の犯人2人をかなり早い段階から調べていた。そして関係各所を焚きつけて公安の描いた絵の通りに状況が動くよう誘導していた事を話す。
・公安、と言うか東京地検は大蔵省をターゲットにして調査中だった。で、桂華銀行が逆さ合併でのみこんだ『長信銀行＠日本長期信用銀行』『債権銀行＠日本債券信用銀行』には抱える黒い政治案件融資がたくさんあるので、大蔵省がスキャンダルで失脚してしまえば、その捜査過程で政治案件融資が表に出てくるのでそれに捜査のメスが入る。そうなってしまえば東京地検大金星大勝利ルートになり、公安部は警察内部他にデカい貸しとか影響力を得る。というのが筋書。
・公安の想定外は、ロマノフ家の財宝というネタ話が、ムーンライトファンドの巨大資産で裏付けがとれた（ように見える）ので、船上誘拐事件の犯人の行動が狂言誘拐から本気の誘拐に変わってしまった事。これにより船上でおぜうさまを奪還しないと公安の大失態というレベルを超える事件になるので、帝亜栄一・泉川裕次郎・後藤光弥の協力を受け入れて解決した。
・公安の本命は、香港返還に伴うアングラマネーを吸ったアメリカのヘッジファンド大暴れを止める為に構想されたアジア通貨基金関連。で、アジア通貨基金構想が現実になると日本強化→アメリカ対峙路線ルートになると日本弱体化支持日本保守系議員（日米同盟堅持派？）は考え、アジア通貨基金構想を廃棄させる為に色々と企んだ。
・生前のおぜうさまがゲーム内で見た破滅イベントで、おぜうさまを逮捕した警察官がどう見ても前藤正一警部であった模様。なのでおぜうさまの破滅エンド回避で前藤正一警部に対する反感を持ってもらう為に、ここに帝亜栄一・泉川裕次郎・後藤光弥を同席させた事が判明。3人はおぜうさまの思惑通りに前藤正一警部に対する反感を持つ。
・応接室の外でこっそり上記の話を聞いていた桂華院仲麻呂お兄様。ガチギレしながら応接室にエントリーして、前藤正一警部の顔面をブン殴り、桂華院家出禁を言い渡す。前藤正一警部は鼻血を手で吹いてから一礼して出ていく。この殴られる事も桂華院家と公安の手打ちの中に入っている模様。
・桂華院仲麻呂お兄様による、おぜうさまに対する家族愛っぷりが熱い。		 ＜日本＞
●これ以前に各状況が発生していた事が判明。詳細は以下の通り。
・大蔵族の長老が提唱した「アジア通貨基金」構想が存在していると判明。なお、アメリカは反対している模様。
・アジア通貨基金関連で、日本強化によるアメリカ対峙路線を嫌がる日本保守派議員（日米同盟堅持派？）が存在する事により、日本弱体化の手として日本国内でアジア通貨基金構想を葬り去る動きがあり、それによって大蔵族が売られた。売ったのは外務省系の外務族議員（『加東一弘幹事長で元外務省＠加藤紘一』）たちのようである。で、その舞台として桂華院家が選ばれて、おぜうさま誘拐事件が発生。
・
●新聞に『泉川辰ノ助大蔵大臣＠泉川裕次郎の父』が大蔵大臣を引責辞任すると（おそらく一面トップに）載る。詳細は以下の通り。
・総会屋利益供与事件に加えて大蔵省接待汚職事件という大問題2連発が発覚した事が原因。あと、おそらくおぜうさま誘拐事件も原因になっているのではないか？
・大蔵大臣の他、日本銀行総裁も引責辞任。各担当者の逮捕や自殺が相次ぐ最悪の状態に。
・上記により、アジア金融危機が絶賛継続中で本来は金融政策の舵取りをしなくてはいけない日本の金融行政が脳死して動けない状況に。よって金融情勢はさらなる悪化が…
・上記により、泉川辰ノ助大蔵大臣が進めていた金融持ち株会社政策も止まるので、桂華金融ホールディングス形成も止まるので、桂華グループにも悪影響が発生。関係各社激おこ。
・泉川辰ノ助は大蔵大臣を引責辞任したので、立憲政友党総裁選出馬を断念。その代わりこれ以上の責任追及は無し。
・『後藤光弥の父＠大蔵省主計局主計官で次期大蔵省事務次官内定』は、主計局そのものがこの問題で大ダメージを受けているので、そこの官僚にも大ダメージ。ただし後藤光弥の父そのものへの責任追及は無し。



2008年9月15日夜 ●東京帝亜タワー最上階ラウンジで、帝亜グループ新規プロジェクト完成披露パーティーが開催中。
●上記パーティ出席者である『桂華院瑠奈＠おぜうさま』が、「前世の乙女ゲームなら、このパーティーで主人公たちに断罪されて破滅が決まるんだよなー」と思いながら摩天楼を見ていると、『帝亜栄一＠帝亜グループ次期後継者』がやってきて桂華院瑠奈を弾劾…じゃなくて心配する発言をする。そこに『小鳥遊瑞穂＠乙女ゲーム主人公』が合流して桂華院瑠奈を怒りながら心配する。		 ＜アメリカ＞
●この時点で「ウォール街の偉い人たちがワシントンに呼び出しを食らっている事が判明。
●『リーザン・シスターズ＠リーマン・ブラザース』がチャプター11を申請し、ニューヨーク市場が大荒れに。リーザンショック（史実リーマンショック）開始のお知らせ。

＜日本＞
●東京帝亜タワー最上階ラウンジで、帝亜グループ新規プロジェクト完成披露パーティーが開催中。
●桂華院瑠奈がパーティ会場から退出。桂華院瑠奈付きメイドの橘由香が、「アメリカで『リーザン・シスターズ＠リーマン・ブラザース』がチャプター11を申請し、ニューヨーク市場が大荒れになった事」を報告。
●桂華院瑠奈が予定通りこの大荒れ相場を舞台にした一心不乱の大経済戦争の幕開けを宣言。

 

 

 

 

■その他目次へ戻る