年月日

世界

●トラック諸島を含むカロリン諸島をポルトガル人海将ディエゴ・デ・ルシアが発見。

●北崎望が北崎重工を設立。精密機械工業を始める。

●宇宙飛行理論の全てを考え出したツィオルコフスキーが死去

●黒木正一が北海道で「満天の星空」を目撃し、宇宙開発への欲求が生まれる。

●原田克也中尉（大日本帝国陸軍）がドイツに派遣される。

●北崎望が大日本帝国海軍より対空・対艦ミサイル試作について相談を受ける。その場で黒木正一と出会う。

●原田克也がドイツのペーメミュンデでV2ロケット打ち上げに立ち会う。現場でフォン・ブラウンと会い、ある言葉がきっかけで原田はブラウン博士に「友人」として認識される。

●北崎望が病床の妻と違える事が許されない約束を交わし、宇宙開発に狂奔する事を決意する。

●独逸第三帝国においてフォン・ブラウン博士が研究者と共に米軍占領地域へ脱出。

●ポツダム宣言受け入れ。太平洋戦争に敗北

●第2次世界大戦終了

●北崎望が黒木正一をはじめとする技術者の大量雇用をはじめる。

●サンフランシスコ講和条約を調印。航空解禁。

●屋代幸男が王城寺原で行なわれるミサイル試験を見るために家を飛び出す。そして自衛隊担当者である原田克也三佐・黒木正一博士と会う。

●フォン・ブラウン博士が新任国防長官を相手にロケットの売り込み中

●ソヴィエト連邦が史上初の人工衛星「スプートニク1」の打ち上げに成功。

●ソヴィエト連邦が史上初の生命体搭載人工衛星「スプートニク2」の打ち上げに成功。

12月

●ヴァンガード・ロケット打ち上げ失敗

●フォン・ブラウン博士により、アメリカ初の人工衛星「エクスプローラー1」が打ち上げ成功。

●NACA（航空諮問委員会）をNASA（アメリカ航空宇宙局）に改組。ロケット開発をフォン・ブラウンに1本化する。

●原田克也二佐と同僚による航空宇宙技術に関する話がされる。

●航空宇宙関連で北崎重工が世界的な競争能力を持つ。

●ケネディ大統領が戦略空軍指揮所に他愛の無い電話をかけたせいで第3次世界大戦が発生しかけ、当直員の胃潰瘍が一気に進行する。

●ソヴィエト連邦が史上初の有人人工衛星「ヴォストーク1」の打ち上げに成功。搭乗者のユーリ・ガガーリンが有名な台詞を述べた。

●東京大学生産技術研究所がカッパ9L型ロケットで高度約350キロを記録。

●北崎重工が航空機発射型宇宙ロケットRA01の発射に成功。高度約258キロを記録。日米軍事関係者の注目を受ける。

●原田和己がSFオタクである事が原田克也の父（SFオタ兼古典芸能オタ兼有能な歩兵指揮官）に認識され、彼が喜ぶ。

●ケネディ大統領によるキューバ侵攻作戦の承認。

10月22日

●日本海において海上自衛隊が不審潜水艦（ソ連所属）と接触。潜水艦からの攻撃後に撃沈。

●第3次世界大戦発生

●池田内閣が皇室疎開を計画するも昭和天皇がこれを拒否。

●第3次世界大戦発生。

●アメリカ国内にICBMや巡航ミサイル（反応弾・融合弾装備）が着弾。

●第3次世界大戦発生。

●パナマ運河にソ連製試作水爆（50M級）数発が地表に着弾。また、海峡の発生による海流変化でヨーロッパ地域が寒冷化。＜元ネタ＞

●第3次世界大戦によりアメリカの指揮系統機能・主要産業地帯・主要都市が消滅。

●死者4000万人

●第3次世界大戦参加主要国家がほぼ壊滅。実質的に終戦。

●第3次世界大戦開戦から1週間に死者は2500人発生（事故、自殺、犯罪等含む）

●物資買占め、暴動発生。ただし深刻な社会不安に発展せず。

●一方的停戦宣言

●オランダにおいて堤防に融合弾が直撃。流入した海水を止められず、水没。＜元ネタ＞

●ソヴィエトによる一方的停戦宣言

●50M級融合弾の地表爆発の影響？によりパナマ地域に大地震が発生。パナマ運河の完全崩壊によりパナマ海峡が誕生。＜元ネタ＞

●屋代幸男が営業部へ転属

●南部と西海岸で有色人種に対する虐殺が発生。

●在日米海軍において水兵の除隊が激増。在日米海軍は作戦能力を喪失する。

●州都が生き残った州において、国内難民の受け入れ拒否が発生。暴徒化した難民を州兵が鎮圧するも、残存連邦政府組織（陸軍）が難民側に立つ事で事態は悪化。結果、ミシシッピー州で合衆国陸軍とミシシッピー州兵による戦闘が発生。全米にこの動きが広がり、アメリカの崩壊が決定的に。独立封建領が乱立する前近代化社会へ退化。

●在外米海軍において水兵の除隊が激増。在外米海軍は作戦能力を喪失する。

●極端な厳冬。フォールアウトの影響ではとささやかれる。

●一部疾病の発症率が上昇。

●極端な厳冬。 WW3の直接被害も含めたこの冬の死者は3000万人を越える。

●極端な厳冬。

●中国が南北に分裂。北中国がソヴィエトと不正規戦を開始。

●南ベトナム崩壊。

●極端な冷夏

●極端な冷夏

●極端な冷夏

●＜会合＞が結成される。

●在日米海軍所属空母インディペンデンスを日本政府が購入。

●カラヤンとワーグナー一族が日本に亡命。以後も似たような事が続いた結果、世界のクラシック音楽の中心地は日本に。＜元ネタ＞

●来日していたデトロイト・タイガースの選手の一部が阪神タイガースに入団＜元ネタ＞

●死者は4000万人が追加される。

●＜会合＞の非公開答申を政府に提出。

●政府は＜会合＞を地球外脱出へのチェック機関として存続を決定。同時に＜会合＞の目標を「反応兵器装備を論ずる機関」とする偽装工作を開始。

●オーストラリアのメルボルンに新設された臨時国連本部において残存各国による総会が開催され、「アメリカ・フランス消滅」「ソヴィエト連邦の除名」「敵国条項の破棄」「新常任理事国に日本、オーストラリア、インドの選出」を決議。また、国連アメリカ特別派遣軍の投入を決定。

●トラック諸島に「北海道・沖縄・南洋自治・開発支援本部」が開庁。現地の凄惨さに驚いた官僚が急速な援助を実行。

●JSP-03襲撃部隊指揮官であるモーガンステインが生まれる。

●トラック諸島を含むカロリン諸島、グァム・マリアナ・マーシャル諸島等が日本の信託統治領として押し付けられる。この時に条件として国連憲章にある戦略地域とする事で日本は合意。

●カロリン諸島の生き残り全住民のポナペ島への移住が決定。この時までにトラック諸島人口は戦前の20％になっていた。

●国連アメリカ特別派遣軍に自衛隊参加。この時に日本企業が随伴し、各種技術資料を根こそぎ回収している。＜元ネタ＞

●国連アメリカ特別派遣軍（日・豪・印ブラジルが各1個師団。タイ他が合計2個師団）が在日米軍の先導を受けてアメリカ上陸。1967年まで民生協力と仲介を行なう。

●この時に反応兵器回収を行なうが、同時に武装勢力との交戦も発生。

●沖縄本土復帰

●アーマライト社・コルト社等のアメリカ系会社のパテントを日本企業が買い叩いて収集。＜元ネタ＞

●アイオワ級戦艦取得計画が失敗＜元ネタ＞

●アメリカが東西に分裂。東米の首都はジョージア州メーコン。

●北崎重工航空機設計部門がF-9D支援戦闘機を発表

●ソ連において非コロリョフ派が「50／50」計画（宇宙機開発計画）を立案。

●国連アメリカ特別派遣軍が撤収

●ソ連において、ユーリ・ガガーリンが「50／50」計画機による滑空試験で大事故に遭遇。生死の境を数年にわたってさまよう。

●筒井康隆が「霊長類、南極へ」を発表。＜元ネタ＞

●エルサルバドルとホンジュラス間で「サッカー戦争」が発生。レシプロ機による公式撃墜の最後の記録が発生。

●偵察衛星の運用を開始

●漫画雑誌「少年飛翔」において「はだしのジョン・ドゥ」が連載開始。アメリカへの同情を集める。＜元ネタ＞

●石油戦略による政治的ヘゲモニーの奪回が産油国内部で試みられたが、ソヴィエトの安値輸出で頓挫。

●屋代幸男、ヴァルキリー（XB-70）を見送る。

●黒木正一NASDA宇宙開発調整部長にNASDA若手技官が月へ人間を送り込む計画を説くが、逆に説得される。

●このころ穂積綾乃が生まれる。

●原田克也（当時航空自衛隊一等空佐）が北崎望の使者と接触する。

●原田克也が北崎重工が埼玉に所有する大規模航空機工場で、北崎望からヘッドハントの誘いを受ける。また、同工場でクルト・タンク博士と会う。

●原田克也は航空自衛隊を退官後、北崎重工専務に就任。＜会合＞へ参加。

●ＮＡＳＤＡが軌道上における長期滞在実験を行なう。

●トラック諸島観光地化失敗。

●ドイツ紙幣に1京マルク札が登場＜元ネタ＞

●中華民国が国連安全保障理事会・常任理事の座を2758号決議によってブラジルに譲る。＜元ネタ＞

●NASDAが＜ひかり＞3号で有人飛行を行なうと発表。

●第4次中東戦争においての日本を説明を行なう為、田中角栄首相が「モスキート演説」を行なう。＜元ネタ＞

●第4次中東戦争発生。＜元ネタ＞

●硬式宇宙服開発にかかわる児玉氏が陸上自衛隊に志願。

●ＭＩＧ25亡命事件発生。ソヴィエト防空軍大佐が、難病の息子を助けるために妻と息子をMIG25に乗せて函館空港に強行着陸。＜元ネタ＞

●カロリン諸島住民の自治権拡大要求がさかんに。

●東部において大学・図書館の破壊運動が吹き荒れる

●生き残りに成功した欧州の小王国において日系の大泥棒一味と、ICPO派遣埼玉県警（指揮官が日本の歴史的人物の子孫たる警察官）が大捕り物の末に共同で偽札組織を摘発。（1978年）＜元ネタ＞

●世界最初のパーソナルコンピューターが誕生。＜元ネタ＞

●ソヴィエト連邦初代宇宙機主任設計官、セルゲイ・パプロヴィッチ・コロリョフ死去。彼の栄誉を称え、宇宙基地のあるバイコヌール・コスモドロームをコロリョフスカ・コスモグラードに改称。

●原田和己がNASDA主任開発員に。NASDA職員が6万名を突破。

●穂積綾乃が祖父の慰霊のためにトラック諸島へ

●北米での実体験を組み込んだ「北斗の拳」連載開始。＜元ネタ＞

●モーガンステインが東米の臨時大陸軍に志願？

●トラック諸島に調査団が派遣され、第1次宇宙施設用超大型浮体構造物等建設計画（JSP-03計画）にトラック諸島がふさわしいとの報告を送る。

●第3次世界大戦終了直後、南極で発生した悲劇を基にした「The South Pole 1962 ～氷雪の地獄～」が公開される。＜元ネタ＞

●アルゼンチン軍がイギリス領フォークランド諸島に上陸。フォークランド紛争が発生。＜元ネタ＞

●日本政府はロッド空港乱射事件で発生したイスラエルの反日感情を抑える為に三菱F-6多用途戦闘機を格安で売却

●日本赤軍によるロッド空港乱射事件発生。

●フォークランド諸島に侵攻したアルゼンチン軍が降伏。フォークランド紛争終結。＜元ネタ＞

●第3次アメリカ停戦維持平和協力隊（JUNPFORCE-3）を派遣。

●第3次アメリカ停戦維持平和協力隊（JUNPFORCE-3）に児玉氏が志願。ウィルミントン市の廃墟で現地武装勢力と交戦して負傷。その後防衛記述研究本部でARMS開発にまい進する。

●屋代昌幸が試作超音速巡航戦闘機、三菱XF-13を操縦。

●JSP-03計画建設方法について埋立派（建設省・建設族・建設起業連合）VS浮体構造物派（宇宙開発事業団・科学技術庁・通産省・橋梁建設企業・北崎・石川島播磨・川崎等の大企業連合）による政争が発生。最終的に浮体構造物派が勝利。

●埋立派によるカロリン諸島自治議会の独立決議案・トラック再移住案の提出に失敗。

●JSP-03計画建設方法は浮体構造で行なうとの答申がなされ、決定される。

●大型航空護衛艦＜そうりゅう＞＜ひりゅう＞就役。

●JSP-03計画が実働。トラック諸島内における掃海作業が開始される。

4月

●JSP-03計画により、トラック諸島の空港・港湾拡張工事である第1期工事が開始。日本本土でモジュール化されたJSP-03のパーツの量産が開始。

●屋代幸男が沖縄宇宙港を見学。

●へヴィ・リフターが航法プログラムのミスによりケープカナベラルに着陸

●ソヴィエト連邦においてへヴィ・リフター事件についてユーリ・ガガーリン大将（ヴォストーク1号のガガーリンと同一人物）がゴルバチョフ書記長をはじめとする閣僚に説明を行なう。

●ケープカナベラルに臨時着陸した屋代昌幸をはじめとする宇宙飛行士救出のため、ミニバスを緊急発進させる。

●国連アメリカ特別派遣軍参加航空自衛隊機による宇宙飛行士救出作戦への非公式参加。東米との交戦で宇宙飛行士4人のうち、副操縦士の屋代昌幸が戦死。残り3人は無事救出される。

●屋代幸男がNASDAに雇用され、JSP-03で庶務につく。その後、広報を手伝う事に。

●1978年に泥棒と警察官が共同で偽札組織を摘発した欧州の某国において、その国の王女が隣国の皇太子と結婚。この時に偽札組織摘発事件の大泥棒が暗躍したとの噂が流れる。＜元ネタ＞

●中華人民共和国（北中国）首都北京において若手将校と貧農出身の下級兵士によるクーデターが発生。政府中枢の事実上の占領に成功するも、第一紅衛戦車連隊によって鎮圧された。＜元ネタ＞

●へヴィーリフター6号機（無人）により、太陽発電衛星技術試験機1号（JASPEXES1）の打ち上げと設置が完了。主任管制官はへヴィ・リフター事件時のへヴィ・リフター機長。

●金比羅大権現に黒木正一が宇宙機の安全祈願を願う為に極秘参拝。

●日本における航空宇宙関係者（直接・間接問わず）は500万人を越える。

●北崎望が死去

●超音速ラムジェット／液化燃料サイクル複合型エンジン実用化1歩手前。

●北崎重工が沖縄に総合技術博物館と、反戦平和研究所を設立。同時に反戦平和作文コンクールを毎年開催。

●ソヴィエト連邦ゴルバチョフ大統領にガガーリン大将が火星への有人飛行予算の増額を希望したが、却下された。

●緊急国際貢献業務実施計画において第4次アメリカ停戦平和維持協力隊（JUNPFORCE-4）の派遣及び、カシミール問題への洋上監視として海上自衛隊第1機動護衛群（大型航空護衛艦＜そうりゅう＞含む）の派遣を閣議決定。

●NASDAにより軌道基地＜沖縄＞（JSS-01）が完成。

●島村和人が総合技術博物館で広報部（ただしアルバイト）の榊原琴音と落ち合う。

●JSP-03襲撃目的でモーガンステイン中佐たちの部隊が潜水艦で接近

●JSP-03襲撃事件発生。その日のうちに、東米陸軍モーガンステイン中佐以下10名の死亡により解決。太陽発電衛星技術試験機1号（JASPEXES1）の兵器転用及び、穂積綾乃着用のARMSがコンバットプローブを経験。穂積綾乃へ北崎重工・NASDA・防衛庁技術研究本部第4研究所の全面支援が決定。

●ソヴィエト連邦崩壊？

●ニューラスベガスが北米随一の歓楽街として有名に。＜元ネタ＞

●第1巻の冒頭での葬儀。原田克也か？

●欧州難民の少女をメイドとして採用する家庭が目立つようになる。同時に人身売買組織の暗躍も指摘される。＜元ネタ＞

●北方領土が返還される。＜元ネタ＞

●MIG25事件で家族ごと亡命した大佐が20年ぶりに祖国を訪問。＜元ネタ＞

●老人（恐らく黒木正一）が発作を起こして緊急入院。脳卒中の可能性あり。

●香港が中華民国（台湾）に返還される。＜元ネタ＞

●航宙自衛隊発足

●大型タイフーン「カトリーナ」によって旧ニューオリンズ市を中心とした地域で「地図の書き換えが必要」なレベルの被害が発生。＜元ネタ＞

●トラック市市長・相沢進氏が死去。＜元ネタ＞

●海保中型・大型巡視船と海自の沿岸作戦用高速艦船と設計合同案が提出される＜元ネタ＞

●建設業を中心に民生用ARMSが普及。＜元ネタ＞

●イタリアにおいて「児童福祉公社」が身体障害者の少女に戦闘用義体を組み込んで暗殺業務をさせているとの噂が流れる。イタリア政府は否定。＜元ネタ＞

●イギリス軍が高度義体化部隊を編成して実戦投入。大きな戦果をあげる。＜元ネタ＞

●財団法人ジオセントリック教育科学協会「わたしたちの宇宙」が配布される。

●カラヤンとワーグナー一族が日本に亡命。以後も似たような事が続いた結果、世界のクラシック音楽の中心地は日本に。＜年表＞

36 名前： 名無し三等兵 投稿日：2005/08/11(木) 00:31:53 ??? ドサクサで、クラッシクの録音のマスターが失われたというのも痛かった。
それにしても、カラヤンとワーグナー一族が日本に逃げてきたおかげで日本がワーグナーの中心地になってしまったからな。
日本かアルゼンチンのどちらかにするか迷ったそうだが、天皇家と家電業者と海外レコード会社の役員の生き残りのおかげで決まったそうな。

43 名前： 名無し三等兵 投稿日：2005/08/11(木) 11:34:29 ??? >>41
フルベン？それがどうした。
クナッパーツブッシュ様が日本に来てくれて、亡くなられるまでの三年間の
一連のワーグナーとベートヴェンの録音があれば十分。

45 名前： 名無し三等兵 投稿日：2005/08/11(木) 11:43:13 ???
ジョージ・セルとクリーブランドも日本に来てカラヤン・ベルリンとの激しいバトルが…
さらにバーンスタインとニューヨークが殴り込み…
グレン・グールドとセルおじさんの対立もそのまま…

陰でクリーブランドの副指揮者ジェームズ・レヴァインが少年を犯した罪で消えていったが。

●オランダにおいて堤防に融合弾が直撃。流入した海水を止められず、水没＜年表＞

78 名前： 名無し三等兵 投稿日：2005/08/15(月) 03:04:50 ???
オランダは、堤防に水爆の直撃弾を食らったので、国土のほとんどが今水のそこなんだよな。
首都他が重要施設と軍事施設が破壊され、国土が水没したのであっけなく国家が崩壊したそうだ。
オランダの堤防決壊作戦を研究し、当初からそういう計画だったそうな。

ソ連が地形をかえたのは、パナマとオランダが代表的だな。

80 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/08/15(月) 05:06:55 ???
>78
パナマはソ連の試作50メガトン（実際は54メガトン）水爆で本格的な海峡へ。
同じくオランダは国土の大半が水没、巨大な港湾（通称ヨーロッパ湾）へ。

全然関係ないが、この前「VAN」のバミューダズボンようやく手に入れたぜ！！

81 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/08/15(月) 08:40:46 ???
西米には胸に7つの傷のある救世主はいないのか！

実はモデルになった人物は存在したらしい。

まだ自衛隊が西海岸に上陸する前の事だったそうだが、その人物は元442部隊の日系人で暴徒にさらわれた女房を隠匿していた軽機関銃を使って自力で奪回したそうだ。
その後日系人の自警団をつくりリーダーをしていたらしい。

「VAN」のバミューダか､ｵﾚﾓﾎｼｲ･･･

●北米での実体験を組み込んだ「北斗の拳」連載開始。＜年表＞

72 名前： 名無し三等兵 投稿日：2005/08/14(日) 23:19:17 ???
北斗の拳か。
「196X年…全世界は核の炎に包まれた！」で始まるバイオレンス漫画だったか。
核戦争でソビエトはおろか、日本まで壊滅しはてたという。

73 名前： 名無し三等兵 投稿日：2005/08/15(月) 00:20:42 ???
北斗の拳の原作者は元自衛官で西米派遣ジャンプフォースに参加したそうだから各エピソードにはかなり実体験を含んでいたらしい。
にわかには信じられない話だが。

74 名前： 名無し三等兵 投稿日：2005/08/15(月) 00:22:27 ???
あの序盤の種籾のエピソードも実話だそうだ。

75 名前： 名無し三等兵 投稿日：2005/08/15(月) 00:26:16 ???
ひでえ、実話だったのかあれ！

76 名前： 名無し三等兵 投稿日：2005/08/15(月) 00:30:54 ???
実際にはじいさん一人じゃなくて、国連からの農業支援で作物の種子やジャガイモなどを 馬車で受け取りに来たおっちゃんたちらしいが。でも酷い話だな‥

●欧州難民の少女をメイドとして採用する家庭が目立つようになる。同時に人身売買組織の暗躍も指摘される。＜年表＞

103 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/08/17(水) 09:11:03 ???
最近、欧州難民の美少女を集めて日本の金持ち向けに人身売買まがいな非合法家政婦（メイド）斡旋業を生活費の足しにやる共産ドイツ軍人も増えてるみたいだね。
だから地方のお金持ちの屋敷には、日本には似つかわしくない金髪や赤毛で青い目のメイドさんが…
某曲芸のホームメ〇ドってゲームはリアルだったんだ…実は

104 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/08/17(水) 21:09:07 ???
>>103
あれそうなの？
漏れの大学の連れのワンルームに突然金髪碧眼の美少女がやって来て驚いた事がある。
そいつの実家、すんげー金持ちでそこには外国人出稼ぎメイドが何人も働いててそいつの親父さんが新人のメイドを送り込んできたそうだ。
最初は言葉も通じず大変だったようだが最近はこっちの生活にもすっかりなじんで近所でも人気者らしい。 メイド服で買い物する姿に皆萌え萌えなんだそうだｗ
前に歳聞いたらまだ16歳だって・・・犯罪じゃないのかそれ？

105 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/08/17(水) 22:20:12 ???
>>104
近所の人が萌えるのも分かる気がする。
しかしワンルームにメイドかあ。時代は変わったなあ。

106 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/08/17(水) 22:40:04 ???
ワンルームっつーことはそいつ金髪美少女メイドに添い寝してもらってるのか！

107 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/08/17(水) 23:00:11 ???
>>106
いや、毎晩エロエロなんでしょ
資本主義陣営のリーダーに半ば強引になされた日本人が、まともに日本人である幸せを感じる1面でも金持ち限定だがな……ま、沖縄難民出のメイドさんも稀にいるみたい
さて貧乏な庶民だから豪州牛の牛丼でも食べてくるか・・・

108 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/08/17(水) 23:10:44 ???
>>106
いや、ロフト付きワンルームで彼女はロフトに寝かせてるそうだ。
手なんか出せないよってさｗ

109 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/08/17(水) 23:53:27 ???
しかし、その娘も給料の一部を故国の家族へ送ってるんだろうなあ。未成年の娘さんが、心細いだろう異国で、御主人様につくしているというのは、浪花節だけど涙をそそる。

110 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/08/18(木) 21:34:49 ???
共産独不良軍人の副業やマフィアに送り込まれた法律すれすれの無許可就労でも日本に来られる連中はまだまだ恵まれてるんじゃないか？
暗黒地帯と化している西欧に留まって生きるか死ぬかぎりぎりの生活してるよりもさ。
下手したら最後の食材やスナッフムービーに主演させられるかもしれないんだし。

●建設業を中心に民生用ARMSが普及。＜年表＞

136 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/08/23(火) 23:35:25 ???
最近土建業者が倍力服使って作業してるのよく見るようになったね。 英国製や豪州製の軍用倍力服の放出品だから中規模の会社でも安く揃うし維持も楽なんだそうだよ。
ワーキングなんとかっていう奴。こないだ見た奴はトラじまロープみたいな塗装で会社の屋号と自家用ってステンシルしてあったよｗ
中から出てきたオペレーターが茶髪の華奢な女の子だったからさらに驚いたけどｗ

ビルの解体作業で通常機械を入れられない所でも倍力服だったら入っていって作業出来るから重宝してるらしい。それになんたって安全だし。
英国製の奴は動力内臓だから少々かさ張るけど1体で自己完結して動けるからいろいろ都合良いみたい。
北崎や小松の作業用倍力服は高いし発電機や運搬車から電源ケーブル引きずって動くから意外と普及してないんだそうだ。

●イタリアにおいて「児童福祉公社」が身体障害者の少女に戦闘用義体を組み込んで暗殺業務をさせているとの噂が流れる。イタリア政府は否定。＜年表＞

●イギリス軍が高度義体化部隊を編成して実戦投入。大きな戦果をあげる。＜年表＞

16 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/08/09(火) 00:36:57 ???
沖縄にもう少し大型の融合弾が落ちてれば沖縄環礁になってるところだった。

>>14
伊の義体研究機関とは福祉公社のことか？
ここ幼児虐待してるとかで問題になってなかったか？

日本でも義肢、人工臓器や再生医療を防衛医大と技本が民間企業と共同で研究してたよな確か。これ以上は言えないが・・・。

18 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/08/09(火) 10:38:12 ???
>>16
いや、かの国々では臨床実験は人体実験一歩手前まで許されてますから。
その「程度」の事はむしろ日常に行われてる事ですよ。
あそこの欧州はそういう所なのです。

19 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/08/09(火) 10:51:15 ???
>>14
伊の身体障害者への義体適応研究や支援事業やってる首相府主催の公益福祉法人社会福祉公社が実は裏では 施設の子供達に軍用義体を与え戦闘教練を施し政府の汚れ仕事をやらせて戦闘用義体運用データを取ってる研究機関を兼ねた 秘密諜報機関だったとかいうあの噂か？それ結局ﾄﾝﾃﾞﾓ三流タブロイド紙のｿｰｽの欠片も無いﾄﾊﾞｼ記事じゃなかったっけ？
おまけにその出版社自体五共和国派が後援してたモノっておまけ付だったし。連中が政府叩くのに荒唐無稽なデマ飛ばすのは いつものことだしな。
>>16
英国の甲殻型（機械式）義体はすでにSASでも安定性が立証されて世界初の義体化部隊がSASに設立、初期作戦能力を最近獲得したんだよな。他の国が宗教観念やらなんやらで導入に二の足踏む中、義体化部隊をSASのような第一線に配備するのはさすが特殊部隊開祖のお国柄ってところかな。しかし最近は強化外骨格（アームスーツ）や電脳化技術の実用化といいどんどん世の中がSFじみてくるよな。

●アーマライト社・コルト社等のアメリカ系会社のパテントを日本企業が買い叩いて収集。＜年表＞

●アイオワ級戦艦取得計画が失敗＜年表＞

196 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/09/06(火) 18:49:57 ???
>>191
あれの砲塔は別物だけどな。そのままでは、105ミリは載らない。
輸出兵器のほとんどは、つぶれた米銃器会社のパテントをただ同然で譲り受け生産したものが多い。
有名なのは、アーマライト社とコルト社が開発していた小口径弾薬だな。

197 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/09/06(火) 21:43:33 ???
>>196
AR-15、AR-18だね。5,56mm×45の小口径高速弾使用の軽量アサルトライフル。
アーマライト社は豊和の子会社になって以来輸出専門でやってる。
輸出用としては成功作だけどAKに比べて耐久性がたりないとかいろいろ言われたね。
小口径弾の有効性も随分論議された。結論はまだ出てない上に最近新たに6,5mmというのも出てきた。
でも潜在需要としては7,62ｍｍのAR-10や台湾製M-14もかなりあるし、自衛隊も64式と86式を併用してるしね。

199 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/09/07(水) 10:15:58 ???
>>194-195
アイオワ級戦艦取得計画はご破算したんだっけ？
仮に取得してたら「やまと」「むさし」は確定だろうね。
日本の国力とソ連海軍太平洋艦隊の規模考えれば4隻中2隻でも過剰だけど

●来日していたデトロイト・タイガースの選手の一部選手が阪神タイガースに入団＜年表＞

そういえばＷＷⅢ時に来日していたデトロイトタイガース御一行様はどうなったんだ？
何人かの選手が「現存する唯一の」タイガース（阪神）に入団したらしいんだが…

●海保中型・大型巡視船と海自の沿岸作戦用高速艦船と設計合同案が提出される＜年表＞

246 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/09/17(土) 15:27:44 ???
>>243
しかし、海保の船艇の老朽化による相対的な能力低下は如何ともし難いな。
海保の予算って国交省の枠組みの中での配分だから、公共事業の縮減の煽りと権限の弱い外庁という立場が相まって、船艇の更新が一向に進まないし。
米国壊滅による救難区域の急激な拡大と、水産業の急速な発達を理由に70年代初頭に大量建造した船艇が未だに稼動してるのは驚く。

247 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/09/17(土) 23:02:08 ???
海保の責任範囲が広がった時に予算は増額されたからそのときに大量に巡視船を建造した分で何とかやりくりしてる。
あと米軍艦艇やコーストガードの艦艇も接収したり数的にはどうにかなった。ただその更新時期に差し掛かって来つつあるから問題になってきてる（特に接収艦艇）。
まだ西海岸付近じゃまだフレッチャー級やギアリング級なんか巡視船に使ってるんだよ。延命延命でどうにか凌いできてるけどそろそろやばいんじゃない？

248 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/09/19(月) 10:08:13 ???
>>247
その海保中型・大型巡視船と海自の沿岸作戦用高速艦船と設計合同案が提出されてましたね。
予算面から価格を抑えて新型に更新するのが目標で三菱重・ＩＨＩ以外にも川崎と提携して、造船業に乗り出した北崎やら英連邦諸国のメーカーからも大量受注なのでようやく企業再建の目処が立った英本国ヴィカースまで顔を出したり関連諸国にも売り込む気かな？　西米コースガードとか西米海軍とかタイ海軍とか

249 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/09/20(火) 02:29:43 ???
>>248
英ヴィ社は諸外国への展開を考えているだろうね。日本で不採用になっても、日本が輸出規制を自らに課している以上、他の諸国は日本のくず鉄扱いになった中古しか廻ってこないのは嫌だろうしね。中古だとメンテナンスも面倒だし、費用もかかる。
ならば英国の手ごろな新造船を購入したほうがいい、となるだろうし。
西米は主要な造船会社がない分、東米に対抗するための戦力保持で精一杯で、沿岸警備が手薄になって南米からの流入民に苦慮してるそうだし。

250 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/09/20(火) 09:34:26 ???
>>249
実は、英海軍本国艦隊の本格再建の際の大量受注をも目論んでますよ。ヴィ社は
対岸の共産ドイツ領フランスから工作員垂れ流し状態で、大ブリテン島を混乱させた経緯も含めて沿岸警備体制の根底からの見直しも急務とされてる様ですし・・・・・・
ようやく英王室も豪州での疎開から本国への帰還を考え始めましたし今後は、英本国再建の際のゼネコン・国防産業が盛況になりそうですしね。

●大型タイフーン「カトリーナ」によって旧ニューオリンズ市を中心とした地域で「地図の書き換えが必要」なレベルの被害が発生。＜年表＞

261 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/09/24(土) 21:48:22 ???
さて北米南部にまた台風な訳だが、今回は対応大丈夫なのか？
前回は東軍が邪魔したおかげでこっちの対応間に合わなくてえらい事になった。もっともカトリーナ自体の被害でだいぶ東軍の戦力を削ぐ事は出来たらしいが。

262 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/09/24(土) 23:04:49 ???
しかし、この間のカトリーナで、日本の気象庁がハリーケンの進路予報や予警報の発令をしてるのを知った人も多いのでは？
現状はひまわりシリーズによる衛星観測と北米に展開している自衛隊の気象班からの観測情報を基に予報をしてるらしいけど

263 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/09/25(日) 03:59:05 ???
>>262
派遣軍の偵察によると、地図の書き換えが必要だそうだね。
合衆国というより、大都市のニューオリンズがあったころなら、事前に避難させたり、再建を図ったりしただろうね。
あのあたりは、石油施設があるので核で集中的に叩かれたからな。

●ニューラスベガスが北米随一の歓楽街として有名に。＜年表＞

９０年代半ばから、放射性降下物で全滅したオールド・ラスベガスに代わり、比較的放射能汚染の少なかった北東部に再建された”ニュー･ラスベガス”が、今や北米随一の歓楽街として頭角を現しつつあるのですが。

　このニュー･ラスベガスは８０年代までちっぽけなカジノが何件かあるだけの貧民窟に過ぎなかったのですが、９０年にネバダ自治州の知事として当選したフェニックス氏が、旧カリフォルニア州と比べて低迷し続ける地域経済振興の為の切り札として、ニュー･ラスベガスの大規模カジノ街としての再開発を打ち出したのです。
　 もちろん、それだけで充分な資本が集まる訳がありませんから、当時バブル経済下で資本が有り余っていた日本企業群を主な投資対象として誘致しました。
　 ちょうどその頃日本政府も、西アメリカに対する経済自立支援政策の一環として、比較的短期間で莫大な収益と雇用が見込めるカジノ特区構想に積極的な姿勢を見せ、早くも９１年の末には最初の大規模ホテル兼カジノがオープンしました。

366 名前：365 投稿日：2005/10/08(土) 16:22:46 /xUis2Hw
　 その後もニュー･ラスベガスの再開発は順調を通り越して暴走と思えるほどに進捗を続け日本本土のバブル経済が崩壊した後も、さほど深刻な影響を受ける事無く発展を続けています。

　このニューラスベガスがかってのそれと大きく違うのは、「日本人を格別に優待している」と言う事です。　北米では大抵そうなのですが、ここニューラスベガスでは日本人は事実上特権階級と言ってよく、日本では平凡なサラリーマンや肉体労働者の類であっても、強い”円”の威光で快楽の限りを尽くす事ができるのです。
　 常に外貨が欠乏している西アメリカ政府にとって、莫大な円を稼ぎ出すニューラスベガスは今や生命線に等しい存在となり、フェニックス氏を次期大統領に推す声も日増しに高まりつつあります。

　もちろん、円の威光を笠にきてのさばる日本人を憎むアメリカ人は大勢いますから、ニューラスベガスの周囲は長大な鉄条網と地雷原に取り囲まれ、常時数千人の警備兵によって厳重に警備されています。そして市内のホテルもかってのラスベガスそのままの純アメリカ風の物ばかりではなく、日本人の好みに合わせた純和風の旅館や温泉なども立ち並んでおり、今や規制の厳しくなった日本本土では味わえなくなった博打と女遊びを求め、今日も数知れぬ好き者どもがニューラスベガスに押し寄せているのです。

●生き残りに成功した欧州の小王国において日系の大泥棒一味と、ICPO派遣埼玉県警（指揮官が日本の歴史的人物の子孫たる警察官）が大捕り物の末に共同で偽札組織を摘発。＜年表＞

382 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/10/11(火) 01:26:36 ???
>>381
爺ちゃんがフランス人大泥棒の日系三世と、銃器にめっぽう強い日本人と、戦車でもぶった切れる日本刀をもった日本人のトリオのことか？
確か、ボロボロになった各国の警察組織で、唯一といっていいほど統制の取れた日本の部隊が、日本の歴史的人物の子孫たる警察官を指揮官にして、今はロンドンに本部のあるＩＣＰＯの情報を元に追いかけているという噂だが。

383 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/10/11(火) 13:22:06 ???
埼玉県○がカップラーメン啜りながら、欧州の小国にまで遠征して大捕り物を繰り広げた例のアレか。あそこのお姫様が1978年時点で17歳だから…

●1978年に泥棒と警察官が共同で偽札組織を摘発した欧州の某国において、その国の王女が隣国の皇太子と結婚。この時に偽札組織摘発事件の大泥棒が暗躍したとの噂が流れる。＜年表＞

384 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/10/11(火) 16:45:54 ???
>>383
その後、ヨーロッパの某小国の皇太子と２７歳になって御成婚され、今は１６歳の姫様と、１４歳の王子様、１１歳の姫様に囲まれ、幸せなご家庭を築かれているそうな。
女王様は、流石にお年を召されましたが美しさに変わりなく、お子様達は姫様にそっくりな可憐な美しさを引き継いでおられるとのこと。特に長女の姫様は、若い頃の女王様にそっくりだそうで、国民のアイドルになっておいでとのこと。
２７歳まで御結婚なさらなかったのは、どなたかをお待ちになっていたそうだが、重臣とある人物（待ってた人物らしい）が説得なさって、隣国の皇太子殿下と結ばれたと聞きます。
国自体は、特に戦略的価値も無く、核攻撃からはずされ、気候の影響で死の灰からも守られ、世界遺産となった遺跡を観光資源として、それなりにつつましやかな生活ができるので老後の居住地として人気があります。

この時に日本企業が随伴し、各種技術資料を根こそぎ回収している。＜年表＞

610 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/11/21(月) 21:20:14 ???
アメリカ壊滅のせいで為替相場が落ちつくまでだいぶかかったもんだから物々交換で取り返して（＝ふんだくって）きたらしいな。

611 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/11/21(月) 21:23:36 ???
三菱は軍事関係のあれこれのほうが熱心だったけどね。
人材、データ、実物から治具にいたるまでそれこそグループ総力を挙げてでかき集めていった。なにしろ北崎が戦後の空白期から秘密裏にリードしつつあったのに、かなりの危機感を感じていたんで。現在の軍事分野での三菱の優位は、その時の合衆国の遺産によるところが大きいな。

612 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/11/21(月) 23:24:11 ???
飛行機もさることながら、三菱の場合特に戦車な。
JUNPFORCEの61式が、米軍残党の戦車と撃ち合ってことごとく負けて、走る棺桶呼ばわりされたのは大きかった。
…つか、前面装甲をボルト止めしてる戦車駆逐車でＭ４７と撃ち合ったら、そりゃ普通負けるわな。乗員の問題じゃないぞ。
イギリスが、開発に手こずって投げ出しかけてたチーフテンを慌てて就役させたのも、こと戦車について日本はまるっきり当てにならないって評価が大きかったし…
ま、おかげで７４式がトンでもない無敵戦車になったからいいけどさ。120mm45ｔってのは、重戦車の部類だろう、普通。
あと、６０年代後半に手持ちのシャーマンにやらかした魔改造は今見ても凄い。あれの御蔭で、陸自の装備は現場で適宜足りないところを補うこと、て伝統が出来たしね。

●漫画雑誌「少年飛翔」において「はだしのジョン・ドゥ」が連載開始。アメリカへの同情を集める。＜年表＞

639 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/11/24(木) 09:31:40 ???
1970年代のあのころは「はだしのジョン・ドゥ」を書いたミッドリバーってアメリカ人の漫画とかが少年飛翔に連載されたりして同情も集まったからなあ。
「GIGIGI　ブラザー　アイ　ヘイト　ロスキー」はいまでもトラウマ

●中華人民共和国（北中国）首都北京において若手将校と貧農出身の下級兵士によるクーデターが発生。政府中枢の事実上の占領に成功するも、第一紅衛戦車連隊によって鎮圧された。＜年表＞

一説には第一紅衛戦車連隊の維持には並の歩兵師団５～７個分の経費と軍事資源が浪費されていると言われ、常に火力と物資の不足に悩む中共軍内部からは縮小･削減の圧力に晒されてきました。
　 特に80年代には単なる儀仗兵部隊に縮小･改編し、戦車は前線に振り向けるべし・・
　 という方針がほぼ固まりかけていたのですが、その状況が一変したのは1988年の天安門事件でした。

　高級幹部の底なしの不敗と縁故主義に憤った若手将校と貧農出身の下級兵士が首都北京で決起し、当時の副主席以下党幹部多数を拘束して政府転覆を企みました。
　 この決起には同じく貧しい工場労働者や学生の多くも同調し、再建中の天安門を中心にして北京中枢部を事実上占拠しました。
　 この事態に首都北京とその周辺の軍部隊は事態の推移を図りかねて動くに動けず、殆どが日和見を決め込む中、まだ大隊だった第一親衛戦車大隊のみが即時に対応しました。
　 そのまま大隊は天安門に突入するや、クーデター派が立て篭もる区画に容赦ない砲撃を加え、クーデター派の主要メンバーの大半は応戦の暇もなく殆どが死亡しました。

　大隊の隊員の殆どは高級幹部の子弟であったので、いわば党にとっては身内も同然の部隊であり、その為他の部隊が日和見を決め込む中、素早くクーデーター粉砕に向けて行動が行えたのです。
　 大隊の活躍によって長期化すると見られていたクーデターは短期間で収束し、それまで日和見を決め込んでいた一般部隊も続々と鎮圧に向けて行動を開始した為、指導部を失ったクーデター派は瞬く間に瓦解しました。
　 クーデターに参加した兵士や学生・労働者とその家族は約20万人近かったと言われ、その大半は即決裁判で処刑されるか、特別政治犯矯正所送りにされて数年以内にほぼ全員が餓死したといわれています。
　
　 国家（というより共産党政権）を救った大隊とその指揮官は一躍国家的英雄となり、その功績によって縮小どころか「親衛→紅衛」「大隊→連隊」への格上げが行われました。
　 軍内部では旅団への拡充や第二紅衛戦車連隊「周恩来」の新編も検討されましたが、さすがに中共の国力ではそんな贅沢は許されなかった為、すぐに沙汰止みになりましたが。

●香港が中華民国（台湾）に返還される。＜年表＞

939 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/12/24(土) 16:44:50 ???
・中華民国領香港
1997年、英国より中華民国に返還。ポルトガルより返還の澳門と同様、中華民国の大陸における重要拠点。
当時、中華人民共和国南京政府（南支）が同国への返還を主張するも、南支そのものが中国からの援助に
大きく依存していたため、この主張は単なるパフォーマンス以上のものとは捉えられずに終わった。
現在の香港はかつての上海以上の「魔都」として有名であるが、同時に中国と南支とを結ぶ政経上の要地でもある。
このため、21世紀に入ってから香港のイメージ回復が叫ばれつつあるが、実態はいまだに>946である。

また、海峡の発生による海流変化でヨーロッパ地域が寒冷化。＜年表＞

25 名前：名無し三等兵 投稿日：2006/04/20(木) 22:02:36 ???
大体有人衛星を打ち上げる必要自体が薄い気がする。

ところで昨日気がついたんだが、パナマ海峡から太平洋側に海流が抜けてるってこた、メキシコ湾流が大分弱くなってないか☆世界。
http://www.eorc.nasda.go.jp/imgdata/topics/2004/tp041126.html
…欧州のかなりの部分で、とんでもねー気温低下が普通に起こってる悪寒。実はパリで樺太相当の緯度だからねえ。
バルト海は完全氷結、レニングラードなんか死の町になってるかも。モスクワまで行けばあまり影響ないだろうが。

●ＭＩＧ25亡命事件発生。ソヴィエト防空軍大佐が、難病の息子を助けるために妻と息子をMIG25に乗せて函館空港に強行着陸。＜年表＞

5 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/12/25(日) 22:54:56 YiAHv9nO
　 ソ連空軍と言えば、７０年代半ばの「ＭＩＧ25亡命事件」が有名でしたな。
難病の子供の治療の為にシベリア方面の防空軍の大佐がMig-25の複座型に妻子を乗せて函館空港に強硬着陸を敢行しました。
　 当時のソ連では第三次大戦による放射能汚染の影響で、ガンやその他の難病を抱えた子供は無数におり、まして防空軍の大佐の子供では軍事機密漏洩防止・・という理由で医療設備の整った外国（特に日本）に連れて行くことも出来ませんでした。

そして思い余った挙句に大佐が選んだのは「最新鋭機に乗って妻子ごと日本に亡命」という手段でした。
　 もちろんソ連は日本に対し、機体の即時返還と大佐一家の送還を要求しましたが、軍事的緊張が高まる一方、水面下では様々な交渉が行われ、結局機体は一ヵ月後に返還され（もちろんその間に徹底的に分解･解析済み）、一家の亡命は認められました。
　
　 一家の亡命を認めさせる代償として日本が提示したのは、医薬品や医療機器のソ連に対する輸出規制の緩和及び、ソ連要人に対するお忍びでの治療入国だったそうです。
　 特に後者は不摂生とフォールアウトの後遺症（と思しき物）に絶えず悩まされる要人らにとってひどく魅力的だったらしく、７０年代後半からは広島･長崎の国立病院の特別病室にはロシアの高官と思しき患者が目立って増えたりしました。
　 ちなみに大佐の息子を治療したのは世界でもトップクラスの腕を持つといわれる伝説の無免許医師で、日本にお忍びで手術を受けにくるソ連の要人らも彼を指名する者が後を絶たないとか。

●中華民国が国連安全保障理事会・常任理事の座をブラジルに譲る。＜年表＞

135 名前：名無し三等兵 本日のレス 投稿日：2006/05/02(火) 01:08:06 ???
>>133　乙。大変な労作ですね。
ただ、気になった点がいくつか。
1　62/10/22　海流変化による欧州寒冷化…てのは2ch発祥のはず、というか書き込んだの私です。温暖化本読みまして。
2　62年冬の厳冬と63年夏の冷夏はフォールアウトの影響ありません。史実通りです。「三八豪雪」として有名。
ただ、☆世界では、核の冬の可能性が指摘されるのとぴったりタイミングが合ったため、やむを得ない事ながら誤認した訳で。
3　2ch発で、中国（中華民国）が国連安全保障理事国の座をブラジルに譲ったタイミングが書いてないです。
まぁ御大のミスなんでしょうが、ここで検討した結果、史実では、2758号決議で中華民国が中華人民共和国に取って代わられた、1971年10月25日ではないかと推定していたはず。

その他議論があったが書ききれず。

●MIG25事件で家族ごと亡命した大佐が20年ぶりに祖国を訪問。＜年表＞

20 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/12/26(月) 10:51:38 ???
　 その大佐は90年代の今も健在で、先日はソ連が崩壊して20年ぶりに祖国の土を踏む事ができた・・
　 と元大佐の帰国をニュースで報じていました。
　亡命後は航空自衛隊の嘱託（特別顧問）として重用され、空自を退職後は北崎重工の役員として悠々自適の生活を送っています。
そして大佐の息子の難病も日本側の手厚い治療でほぼ完治し、その後彼は医者の道を目指しました。
　 そして今はかって入院していた広島国立病院の医師となり、ロシア人患者専門の担当として忙しい日々を送っています。

●アルゼンチン軍がイギリス領フォークランド諸島に上陸。フォークランド紛争が発生。＜年表＞

42 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/12/27(火) 02:29:21 ???
フォークランド紛争って、ブちぎれたサッチャーが米軍からもらったキティーホークかなんかを派遣したきいたが

●北方領土が返還される。＜年表＞

79 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/12/28(水) 23:17:28 ???
ロシアって北方領土まだ手放してなかった？

81 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/12/28(水) 23:54:02 ???
ソ連崩壊後に向こうから返してきました。統治不可能ということで。ま、それなりに食糧や医薬品に関する人道支援枠の拡大という事で、 当時は「領土と人道支援を天秤にした」と勘違い軍艦旗新聞が騒ぎましたが、 国民感情（特に道東の漁民と旧島民）的には万々歳です。

北海道根室支庁に編入され、国土交通省北海道開発局北方領土特別対策室が復興計画の中枢です。
もっとも、例によって各機関がワレもワレもと首を突っこんでますけれど。
海自が基地をおいたのはどこだったかな？

82 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/12/28(水) 23:57:57 ???
択捉に原潜の基地があったはずだけど？そこの地下には金塊が隠してあるとか噂があった。

83 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/12/29(木) 01:01:53 ???
金塊は公安の特殊部隊が回収……ん？こんな夜にインターホンが……

84 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/12/29(木) 02:04:15 ???
まあ、第三次大戦直後にウラジオもナホトカもユジノサハリンスクも在日米軍が徹底的に叩いたわけで。
その後、ソ連極東地域は中共との不正規戦もあって青息吐息・・・。

85 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/12/29(木) 02:19:59 ???
北方領土に住んでたロシア人も大部分日本国籍を取ったそうで。
なんでもこのままこの地に住みつづけるなら日本国籍を取得しろ、さもなくばロシアへ帰れ！とやったらしい

●第3次世界大戦終了直後、南極で発生した悲劇を基にした「The South Pole 1962 ～氷雪の地獄～」が公開される。＜年表＞

97 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/12/29(木) 17:31:56 ???
>>88
82年に公開された「The South Pole 1962 ～氷雪の地獄～」だね。オーストラリアとアルゼンチンの共同制作で南極ロケが話題になったやつだ。
スミス役の演技が真に迫ってて、ソ連人隊員に同情があつまりソ連を善に描く容共映画だと非難する奴らがいたなｗ
>>89
映画の公開に先立ってムックが角川から発売されたんだけど、その中に、全文が日本語に翻訳されて掲載されてるよ。
岩波や新潮からも、この事件に触れた本は発売されてるけど、どちらも一部を引用してるだけで、全文を日本語で読むのなら、角川版を探さないとだめだね。
絶版になってるけど、ベストセラーになった本だから、BOOKOFFに行けば100円であると思う。

●筒井康隆が「霊長類、南極へ」を発表。＜年表＞

100 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/12/29(木) 18:08:23 ???
>>62～>>64　
　 確かこの騒動をモチーフにして日本の筒井某というＳＦ作家が「霊長類・南極へ」というＳＦ小説を書いていましたな。
　 その小説では実際の第三次大戦よりも遥かにフォールアウトの被害が深刻だったため、被爆を免れた北半球の人々が先を争って南半球（そして南極大陸）を目指す話でしたが。
　 その小説では合衆国の反応弾攻撃が史実よりも迅速に行われてしまったために、より多くの反応兵器が使用され、結局人類は滅亡に追い込まれてしまうオチでした。

●世界最初のパーソナルコンピューターが誕生。＜年表＞

154 名前：名無し三等兵 投稿日：2005/12/31(土) 22:22:23 ???
おお木霊が聞こえる。
>>150
アメリカ製のDC-3はもう飛んでないことになってるしねえ。書類上は。 いま飛んでるのは南アフリカメーカー産のコピー品ということらしい。 意匠権を取得した川崎には、いまも設計使用料が入金されているそうだ。
んで、北崎のエンジンを積むかわりに、北崎の口利きで運輸省による型式証明を取っている。
いろいろ縛りがついてるそうだが。
>>145
パーソナルコンピュータの始まりは、1976年。
横須賀で電子機器修理工を営んでいた二人のアメリカ系日本人青年が、自宅の
ガレージで作ったものだ、といわれてる。
(とりあえずこんな感じで収拾しておこう。)

●ドイツ紙幣に1京マルク札が登場＜年表＞

304 名前：名無し三等兵 投稿日：2006/01/13(金) 21:58:48 ???
>>298
>報酬として受け取ったドイツルーブルなど紙屑同然
あー、俺そのドイツルーブル持ってるよ。
俺の叔父が昔オーストラリアやイギリスで貿易商をやっていた頃にお土産に持ってきた物なんだけど、70年代後半に発行された物で、肖像はマルクスとエンゲルス、額面は1京ドイツマルクだったな。

もっとも、当時のドイツで曲がりなりにもドイツルーブルが流通していたのはベルリンやミュンヘンなどのごく一部の都市とその周辺だけで、それ以外の地域では貨幣経済制度そのものが実質的に崩壊していましたが。

●第4次中東戦争発生。＜年表＞

・第四次中東戦争

　第四次中東戦争（だいよじちゅうとうせんそう）とは、1973年10月にイスラエルとエジプト、シリアなどの中東アラブ国との間で行われた戦争。中東統一戦争ともいう。
　 第三次中東戦争（六日戦争）の時、先手を打って圧勝したイスラエルに対し、今回はアラブ側が先制攻撃をしかけた。
　 アラブ側はソ連製の比較的優秀な武器などを使用したこともあって、一時イスラエルは苦戦を強いられたが、急遽日本より大量に購入した武器弾薬により劣勢を回復し、停戦時には原状をやや上回る面積を占領していた。
　 パレスチナ共和国の建国と、1979年の中東大同盟（いわゆる「啓典の民連合」）結成への切っ掛けとなった、中東和平史上最も重要な戦争である。
　 両陣営が和平を結ぶ基盤となったのは、戦時中の日本の行動に対する共通の憎悪であるとの指摘もある　（「モスキート演説」　参照）

・モスキート演説
　 第四次中東戦争における日本の行動を中東諸国に対し説明するため、1973年10月に田中角栄首相が行った演説。国場政務補佐官が起草した。
　 短いながらあまりにも過激で挑発的な内容から、草稿段階で大問題になったが、田中首相の鶴の一声で採用になった。
　 良くも悪しくも、この時期における日本の立場を、これ以上はない強烈な形で内外に知らしめた演説として知られ、中東諸国の対日憎悪が爆発するきっかけになった事でも知られる。
　 近年の研究では、覇権国家として衰退期に入ったソ連に変わり、新たなる仮想敵を見出す事により宇宙開発に必要な国家的緊張を維持しようとした宇宙開発派の策略と見られている。
　 なお題名は、日本人が輪廻転生を信じた上で、世界の吸血鬼として行動している事を自ら認めて、日本人は来世には蚊に生まれ変わる覚悟を固めていると述べた事に由来する。

●第4次中東戦争においての日本を説明を行なう為、田中角栄首相が「モスキート演説」を行なう。＜年表＞

938 名前：名無し三等兵 投稿日：2006/04/17(月) 21:21:06 ???
　 第四次中東戦争についての日本国首相の中東に対する所信演説概要　（通称「モスキート演説」）
　
　 イスラエルの方もアラブの方も、中東の皆さんこんにちわ。私は日本国首相の田中角栄と申します。
　 我々は、今回の戦争でイスラエルに兵器を売って儲けさせていただきました。しかしそれはあくまでも売却なのであり、無料の援助ではないのでございます。また、儲けられるだけボロ儲けをした訳でもございません。
　 今次の戦争で、我々は無償の兵器援助でイスラエルを支援したというかどでアラブ各国の方々から非難されております。しかしそれは全くの誤りであり、事実無根のデマでございます。
　 我々は商人であり、商品を必要とする相手に適価で商品を販売する事でたつきを得ています。マホメットの生業が何であったか想起せられたい。
　 一方イスラエルの方々は、日本の商社マンはベニスの金貸し（註　シャイロック　悪徳ユダヤ商人代表）など問題にならない卑劣漢であり、最も肝心な時期にいい様に食い物にされたと我々を憎むようになりました。こちらは基本的には間違っておりません。
　 しかし、現在の我々がそういう国である事は、我々自身何度も何度も表明してきておりますし、イスラエル政府はそれを百も承知の上で我々の兵器をお買い上げになられておられます。性能が良い上、他に供給源がないからです。
　 アラブの方々は我々に石油を売って生計を立てており、我々はイスラエルに売った兵器の代金でその石油を購入しております。
　 どちらも大切なお得意様でございますが、我々は出来ればアラブの方々にも我々の兵器をお買い上げ頂きたいのであり、それを断ってソ連から兵器を買い軍事顧問を招聘しているのはアラブの方々の政府なのでございます。我々が売らないわけではございません。

939 名前：名無し三等兵 投稿日：2006/04/17(月) 21:22:57 ???
　 なるほど、決定的な時期にイスラエルに到着した日本製の兵器と弾薬により、イスラエルはソ連製兵器で装備したアラブ諸国の軍隊に勝利いたしました。わが国がイスラエルを手助けしたと見られても仕方ございません。
　 しかしまず、戦争初期、アラブ諸国が電撃戦を展開していた折、わが国が何をしたか見て頂きたい。友人として、イスラエルに兵器の無償援助を差し上げましたか？　まったく逆でございます。
　 関係各部署が、揃ってイスラエル敗戦必至と判断した時、私は、首相としての権限で、イスラエルがわが国に有する各種外貨建て資産の内、兵器代金の未払い分概算の倍額に相当する資産を仮差押えしました。
　 イスラエルが崩壊すれば、代金の回収が不可能になると判断したからでございます。我々に損金は許されません。
　 倍額としたのは、イスラエル崩壊の場合、難民となった方の支援の原資に、未払い分を差し引いた資産を充てようと思ったからです。この点で、イスラエル人を支援しようと思ったと言われるなら、それはその通りでございます。
　 戦争の最中、我々がイスラエルに売却した装備の大半は、我が自衛隊が現在使用中の中古兵器であり、それも新装備への更新を間近に控えたものが多数を占めました。弾薬も同様の古物でございます。
　 予期せざる売却代金により、わが国を守る自衛隊の新装備への更新が予定より早まったことは、首相である私の欣快とする所でございます。
　 わけても、戦争の帰趨が決まらない内の売却分については、金、ハード・カレンシーのキャッシュその他の資産で、引渡しと同時に即時お支払い頂いております。
　 中古の戦車が輸送機から下りるのと引き換えに、イスラエルの貴重なGoldが消えていく。イスラエルの方々が怒られるのも無理はございません。
　 ただしそれは、中古兵器としての本来の見積り額に、緊急輸送のため空路を使った事と被害に対する保険料で極めて高価についた、輸送に要する経費を加えたものから、長年のお客様に対する割引として、２５％を差し引いた価格でございます。
　 それなりに利益はあげましたが、決して暴利を貪った訳ではございません。損金となる可能性をなくすため、即時決済により、損益を直ちに確定する必要があっただけでございます。
　

940 名前：名無し三等兵 投稿日：2006/04/17(月) 21:23:51 ???
なお、保険会社が日本企業なのは当然でございます。日本政府が運用する国税は、日本企業へまず投資せねばなりません。
　 加えて、戦車を運べる輸送機を運用する民間航空会社は、今の世界では日本航空ただ一社でございまして、選択の余地はありません。
　 見積書と帳簿のコピーは全てこちらに控えがあり、現在イスラエルで出版準備中でございます。私の言葉を信じられない向きは是非ともこれを購入し、ご自分で確認して頂きたい。
　 お買い上げの際には、少額ながら我が国にも印税収入が入ります。つきましては、計算の為には日本製の電卓のご用命を。
　 戦争の帰趨が定まって以降に到着した装備につきましては、後日お支払いで売却いたしており、信用を重んじるイスラエル政府より代金が必ず支払われるものと確信しております。

941 名前：名無し三等兵 投稿日：2006/04/17(月) 21:25:27 ???
　 今回の戦争におけるイスラエルの緒戦の敗北と後半の勝利は、イスラエルとアラブ諸国のあらゆる意味での力量差、それ以外の何者をも意味いたしません。
　 否。すべての武器を現金で購入しなければならないイスラエルと、すべての武器を無償援助で入手したアラブ各国。どちらの能力が優れていましょうや？
　 アラブの皆様を侮辱する気は毛頭ございません。緒戦の展開は優れておりました。防衛戦術に問題があるべきと言えましょう。
　 ところで、アラブ各国の軍事顧問の国籍を確かめていただきたい。卑劣なる核奇襲で西欧文明をほろぼした張本人ではございませんか？
　 我々は世界に残る数少ない資本主義国、商人なのであり、それも主に死の商人でございます。
　 不幸なる第三次大戦以降、我々は、購入の意志があり価格の折り合いがつくなら、一部の例外的装備を除き、いかなる国にも全ての兵器を売却することを国是としております。
　 交戦国の両方に同じ兵器を売却することも当然あり得ます。
　 イスラエル国民の皆様が、二度と外国製装備に依存しないために、独自の陸軍軍需工業を立ち上げるなら大変結構。
　 世界最高の工作機械とコンピュータ、発電設備をはじめとするプラント一式、産業振興の専門家その他、優れた工業基盤を立ち上げるのに必要なもの一式を適価で提供させていただきます。空・海軍は別問題でございますが。
　 アラブ各国のお客様に対しても同様でございます。あるいは、装備はそのままで、現在の無能なるソ連軍事顧問を追放し、我が自衛隊の専門家を招聘なさって軍隊を改革するならそれもまた良し。
　 卑劣なる核奇襲を逃れた旧西独軍や旧米軍の専門家も多数就職口を求めております。

942 名前：名無し三等兵 投稿日：2006/04/17(月) 21:26:24 ???
　 我々はいかなる国家の友人でもございません。信義と契約を重んじ、求める所に求めるものを折り合いがつく価格で売却する商人国家でございます。
　 契約に縛られない商行為を咎められる由縁はさらさらございません。たとえ、それが個人であれ国家であれ、我々以外のどなたかの死を意味していても、でございます。
　 レーニンは言いました。資本家は儲けのためならば、自分の首を絞めるロープとて売る。レーニンは正しい。ロープなら我々は喜んで売りましょう。
　 しかし、そのロープを私たちの首にかけようとするならば、その途端自分の家に落ちてくるロケットの事を忘れてもらっては困ります。これだけは、いかなる価格でも日本は売りません。
　 憎んで下さって結構。呪って下さって結構。恨んで下さって結構。
　 契約が守られ、正常な商取引が行われる限り、我々は個人と国家の内面の自由を尊重します。

943 名前：名無し三等兵 投稿日：2006/04/17(月) 21:27:11 ???
　 あと一言。地獄に落ちろと我々を呪うのは結構ですが、行動に移るのは考え物です。
　 我々は地獄を信じない。私を含め、日本人の大部分は、輪廻転生を信じています。
　 いまの日本人は世界の生き血をすする吸血鬼です。生きとし生ける者は皆死ぬのは嫌です。しかし、一度死んだら来世には血を吸う蚊に転生する事を日本人は覚悟しています。良くても血吸い蝙蝠でしょう。
　 蚊に刺されてかゆいと思ったら、すかさずぴしゃりとやって下さい。かつては日本人だった迷える魂が一つ解放されるでしょう。
　 蚊には蚊の生き方がございます。生き方次第では、蚊の魂は蛙に転生し、蜥蜴に、鼠に、狼に、鯱に転生し、やがては地球史上最強最悪の虐殺魔たる戦闘生物に復帰するかも知れません。言うまでもなく人間の事です。
　 いまの日本人はそこまで覚悟を固めています。皆様御静聴ありがとうございました。

（罵声と怒号）

944 名前：名無し三等兵 投稿日：2006/04/17(月) 21:52:38 ???
―中東大同盟は、結成から五年も経たずに実質的に機能停止した。
　 イスラエルとアラブの基本的相違に加え、アラブ諸国の内紛が加わったからである。また、いくら日本に対し憎悪を募らせても、売り手と買い手としての日本が各国の経済に欠かせない事も大きかった。
　 しかしながら、イスラエルの基本的生存権承認と東エルサレムへのイスラエル市民の自由なアクセスと引き換えに、ヨルダン川西岸区域にパレスチナ共和国樹立を認めた事で、中東紛争の最重要課題が収まった事は評価されるべきであろう。
　　 同盟機構そのものは現在でも存続しており、「利害なき第三者」としてのイスラエルはアラブの紛争のよき調停役となっている。
　 西エルサレムにはイスラエル大統領府が置かれ、イスラエル国旗が高く翻っているが、その隣にはイスラエル国旗より常に高い位置に大同盟旗が翻り、世界最悪の不信心者に対する啓典の民の結束を示している。

最後に、中東における一般的な日本人への観方を記しておく。一神教世界のどこに言ってもあまり変わりない。

「多神教徒の無神論者という、これ以上ありえない最悪な組み合わせ。
　 滅びかけた世界中に武器を売り込んで、その日の糊口をしのぐ罰当たり。
　 シャイロックから胸の肉１ボンドを本当に毟り取る、史上最悪の極悪商人。
　 新たなるバベルの塔を天空に築いて天国を窺う不逞者。
　 平気で嘘をつき、食べるためには誰にもなびき、日々を安楽に過ごすために歯なんでもする最悪の不信心者。
　 地獄に落ちろ！」
　
確かにそうですね。否定はしません。
けど、今度はちゃんと蚊に生まれ変わりますから、しばらく人生というものを楽しませて下さい。

●トラック市市長・相沢進氏が死去。＜年表＞

580 名前：名無し三等兵 投稿日：2006/05/27(土) 05:06:20 ???
訃報欄より

相沢進（あいざわ・すすむ、元プロ野球選手・トラック市長）

1930年6月9日、トラック諸島水曜島生まれ。母親は水曜島の酋長の娘。50年、
毎日オリオンズの創設と同時に投手として入団。54年、高橋ユニオンズに移籍。
57年に現役を引退、水曜島に帰り酋長位を継ぐ。大戦後は南洋開発庁の特別顧問
として故郷の復興に尽力し、87年のトラック市発足以来5期連続で市長を務めていた。
今年4月にはマリーンズ対ホークス戦の始球式を行ったが、その後体調を崩し、
18日にトラック市春島の病院で亡くなった。75歳。20日にJSP-03内の葬祭場で
告別式の後、水曜島に埋葬される予定。

注意：相沢進氏の上記経歴は現実世界のものを＜遥かなる星＞にあてはめたものである。書き込みがなされたのは、＜遥かなる星＞において進氏は日本の重要地域と化したトラック島での重要人物として遇される事は確実である事を考慮したものである。よって氏を侮辱するためではなく、敬意を表するために書かれたものである。

●50M級融合弾の地表爆発の影響？によりパナマ地域に大地震が発生。パナマ運河の完全崩壊によりパナマ海峡が誕生。＜年表＞

611 名前： 名無し三等兵 投稿日：2006/06/02(金) 05:25:52 ??? 中南米太平洋岸は海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込むため、世界でも
有数の地震多発地帯の一つとなっています。特にパナマ付近は南米・ナスカ・
ココス・カリブと4枚のプレートがせめぎあうという、日本と同じくらい複雑な状態
なのです。しかしながら、パナマで大きな地震が発生したという記録はありません
でした。その日までは……

第三次世界大戦から数日後、ガラスの荒野と化したパナマを激震が襲いました。
マグニチュード9.8。2年前に起きたチリ地震をも上回る、歴史上最大の地震です。
震源が陸上だったため津波は起きませんでしたが、ホンジュラスからベネズエラ、
エクアドルまでの諸国にかなりの被害を及ぼしました。そしてパナマ運河地帯では
50メガトン級融合弾の地上爆発によって生じた数ヶ所のクレーターを繋ぐように
山崩れや地割れなどが起きました。相次ぐ余震と流入した海水によって更に侵食が
進み、太平洋とカリブ海が繋がったのは翌年のことです。

反応爆発がパナマ地震の引き金をひいたのかどうか、地震学者の間ではまだ
結論が出されていません。しかしソ連が大戦後「土木工事」の成果を盛んに宣伝
したため、一般人のほとんどは「パナマ海峡はロシア人が作った」と認識するように
なってしまいました。